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「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」の意味
【ことわざ】
盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい
【読み方】
ぬすみするこはにくからでなわかくるひとがうらめしい
【意味】
盗みをはたらいた自分の子を憎まないで、その子を逮捕して縄を掛けた人間を恨むという、親の身びいきのこと。
この言葉は、親の偏った愛情が子どもの非を見逃すことや、正当な処罰に対して恨みを持つことを示してるんや。親の身びいきが子どもの非を甘やかすことを教えてくれる言葉やな。
「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」の解説
「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」ということわざは、親が自分の子どもの罪を認めず、代わりにその子を捕まえたり罰したりする人を恨むという、親の偏った愛情や身びいきを表しているんだよ。
この表現は、子どもが悪いこと(この場合は盗み)をしても、親はその子を憎むことができず、むしろ子どもに罰を与える人に対して怒りを感じるという状況を指しているんだね。親の愛情は盲目的で、子どもの非を認めようとしないことがよくあるという意味なんだ。
たとえば、子どもが何か悪いことをした場合、その子どもを注意や罰する教師や警察官などに対して、親は子どもをかばうような行動を取ることがある。このことわざは、親の愛情が時に公正さや正当な判断を曇らせることを示しているんだ。
「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」という言葉は、親の偏った愛情や子どもに対する過度の保護が、時に問題行動を正しく対処することを難しくするという教訓を含んでいるんだね。親の身びいきがもたらす問題を示唆する言葉なんだ。
「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」の使い方
「盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい」の例文
- 健太くんの親が特別なわけではない。盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしいように、身びいきをする親はざらにいる。
- 盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしいというように、親は身内をひいきするものだから親の会社に就職すると成長できない。
- 親は自分の子が一番で、盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしいものだから、問題児の親と話すのは面倒くさい。
- 盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしいというように、子供がからむと冷静さを欠いてしまう。
- 健太くんはわがままだが、盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしいという感じの健太くんのお母さんが悪い。