「蚤の小便、蚊の涙」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
蚤の小便、蚊の涙
【読み方】
のみのしょうべん、かのなみだ
【意味】
とても少ない量のこと。
なるほどなぁ、そういうことか。つまり「めちゃくちゃ少ない量」ってことやな。蚤や蚊って小さいから、その涙や小便も本当にわずかなんやろな。
これは「ほんのちょっとしかない」とか「微々たる量」って言いたい時に使う言葉やね。例えば、お金がほんの少ししかないとか、努力がわずかしかないとか表現する時に使えるな。
【語源由来】
蚤の小便や蚊の涙ほどの量という意味から。
【類義語】
・雀の涙
・爪の垢ほど
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「蚤の小便、蚊の涙」の解説
カンタン!解説
「蚤の小便、蚊の涙」という表現は、非常に少ない量を表すたとえ言葉なんだよ。蚤や蚊が非常に小さい生き物であることから、それらが出す液体の量も当然非常に少ないということを想像させるんだね。この表現は、ほとんど無視できるほどの少量を意味しているんだ。
例えば、何かの量が非常にわずかで、ほとんど影響がないような場合にこの言葉を使うことができるよ。たとえば、「彼の貢献は蚤の小便ほどだ」というように使うと、その人の貢献が非常に微小であることを強調できるんだ。
この表現は、非常に小さな量や微々たる影響を言い表すのに適していて、物事の規模や重要性を強調するために使われることがあるんだよ。また、極端な例えとして使われることで、その少なさを効果的に伝えることができるんだね。
「蚤の小便、蚊の涙」の使い方
頑張って集めた落ち葉が、風でまた散らばってしまったよ。
頑張ったっていっても、蚤の小便、蚊の涙でしょう?
とってもとーっても頑張ったよ。
それが本当なら残念だったわね。私も手伝うから、飛んで行かないようにゴミ袋に入れちゃいましょう。
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「蚤の小便、蚊の涙」の例文
- 政府主導で給料アップがはかられているそうだが、僕は蚤の小便、蚊の涙のままで生活が苦しい。
- 健太くんの苦労を思えば、僕の苦労は蚤の小便、蚊の涙だ。
- 蚤の小便、蚊の涙でもいいから人を思いやることで、平和な世の中に近付く。
- ちょっとだけ、蚤の小便、蚊の涙ほど誘惑に負けそうになったが、結局打ち勝った。
- 蚤の小便、蚊の涙でもこの調味料を入れると、激辛を越えたハイパー超激辛になる。
蚤や蚊といった小さな虫の小便や涙がいかに微量であるかを想像することで、ほとんど目に見えないほどの少ない量を指しているんだね。