「暖簾にもたれるよう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
暖簾にもたれるよう
【読み方】
のれんにもたれるよう
【意味】
頼りにならないこと。張り合いのないこと。
「暖簾にもたれるよう」ということわざは、暖簾は支えになるほどの強度がないことから、何も頼りにならない状況や、力強さや張り合いがない状況を表しているんだよ。
ああ、そういうことか。つまり「頼りにならん、あるいは張り合いのない状況」を表す言葉やな。暖簾って薄い布やから、もたれたって全然頼りにならへんやろ。
これは、頼みの綱が全く頼りにならないとか、やる気が出ない状況を例えるのに使うんやね。何かを支えるものが弱いとか、何かに頼るものが不確かな時に使える言葉やな。
【語源由来】
のれんにもたれても支えにならないことから。
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「暖簾にもたれるよう」の解説
カンタン!解説
「暖簾にもたれるよう」という表現は、何の支えにもならない、頼りにならない状況を指しているんだよ。暖簾(のれん)は布製の店の入り口に掛けられるもので、その構造上、物理的な支えとしては全く役に立たない。このことから、この表現は、頼りにならない人や物、あるいは信頼性のない状況を例えるのに使われるんだね。
例えば、信頼できない人に頼ることや、不安定な状況に依存することを「暖簾にもたれるようなもの」と表現することができるよ。これは、そのような人や状況が実際には何の助けにもならないことを意味しているんだ。
また、このことわざは、張り合いのない、力が入らない状態を示す際にも使われることがあるんだよ。具体的には、計画や活動に十分な努力やエネルギーが投入されていない状況を指して使われることもあるんだね。この言葉は、信頼や効果性に欠ける状況に対する警告として理解されることが多いんだ。
「暖簾にもたれるよう」の使い方
定時帰宅でパワハラのない会社を暖簾にもたれるようっていって、辞める新入社員がいるんですって。
ホワイト最高なのに?
平和だと戦争したくなる人間の性なのかしら。
僕はホワイト万歳だよ。
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「暖簾にもたれるよう」の例文
- 上司が暖簾にもたれるようだから、プロジェクトが失敗しそうだ。
- 彼が次期監督なの?暖簾にもたれるようで来シーズンが心配だ。
- 格下チームが相手だと、暖簾にもたれるようでやる気も失せる。
- 打てば響くような関係が良い。暖簾にもたれるような張り合いのない関係は嫌だ。
- 最初は暖簾にもたれるようなものだと思ったが、生徒会長になってから健太くんはしっかりして頼りがいのある男になった。