「万卒は得易く一将は得難し」の意味(語源由来)
【ことわざ】
万卒は得易く一将は得難し
「万卒は求め易く一将は求め難し」ともいう。
【読み方】
ばんそつはえやすくいっしょうはえがたし
【意味】
優秀な人材は少ないということ。
「万卒は得易く一将は得難し」という言葉は、普通の人材は容易に見つかるが、本当に優れたリーダーや才能ある人物に出会うのは非常に困難であるということを示しているんだよ。
なるほどなぁ。つまり、「普通の人はいくらでもおるけど、ほんまにええリーダーや優秀な人に出会うのは大変や」ってことやな。普通の兵士はたくさんいるけど、一人の優れた将軍を見つけるのは難しいってことや。
これは、稀有な才能やリーダーシップを持つ人の価値を教えてくれる言葉やね。ほんまに優秀な人は、そうそうおらんから大切にせなあかんわ。
【語源由来】
多数の兵士を集めるのは簡単だが、優秀な将軍は一人でも求めるのは難しいということ。
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「万卒は得易く一将は得難し」の解説
カンタン!解説
「万卒は得易く一将は得難し」という言葉は、普通の人はたくさんいるけど、本当に優秀な人物、つまり「名将」に出会うことは非常に難しいという意味を持っているんだよ。
この言葉は、特に軍事やリーダーシップの文脈でよく使われるんだけど、普通の兵士をたくさん集めることは比較的簡単だけど、優れた能力を持ち、人々を導くことができる一人の将軍を見つけることはとても難しい、ということを表しているんだ。
たとえば、会社や組織でも、一般的な仕事をこなす平凡な社員は多いけれど、その組織をリードし、新しい方向に導くことができる優秀なリーダーは稀だよね。このことわざは、そういった優秀なリーダーや能力のある人物を見つけることの価値と重要性を強調しているんだよ。
「万卒は得易く一将は得難し」の使い方
たくさんの人を面接したけど、これって言う人はいないわね。
万卒は得易く一将は得難しだね。
あと1000人面接してもいなさそう。
優秀な人が来るように、この組織の魅力アップを図る方が早いね。
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「万卒は得易く一将は得難し」の例文
- この国を再生してくれるくれるような首相が現れない。万卒は得易く一将は得難しだな。
- 横並びを良しとする日本の教育では、余計に万卒は得易く一将は得難しとなる。
- これだけの人材がいるのに万卒は得易く一将は得難しのごとく、ずば抜けた才能の者がいない。
- 万卒は得易く一将は得難しというし、いつ現れるとも知らぬリーダーを待つより、みんなで力を合わせよう。
- 万卒は得易く一将は得難しというけど、今の時代人材難で、普通の人すら集まらない。