「蹴る馬も乗り手次第」の意味(類義語・対義語・英語訳)
【ことわざ】
蹴る馬も乗り手次第
【読み方】
けるうまものりてしだい
【意味】
扱いにくい人でも対処方法はあるというたとえ。
大事なのは、どうやって上手に扱うかやな。
【語源・由来】
人を蹴るようなあばれ馬でも、乗り手が調教することでうまく乗ることができることから。
【類義語】
・癖ある馬に乗りあり(くせあるうまにのりあり)
・人食らい馬にも合い口(ひとくらいうまにもあいくち)
【英語訳】
It is dependent on how to teach also by a rowdy.
「蹴る馬も乗り手次第」の解説
「蹴る馬も乗り手次第」っていう言葉は、たとえば、乱暴で扱いにくい馬でも、上手な騎手や調教師がいれば、その馬もおとなしくなる、という意味があるんだよ。
言い換えると、ちょっと難しい性格の人や、なかなか手に負えないようなものでも、正しい方法やアプローチ、またはその人や物に合った取り扱い方を知っている人がいれば、うまく対処できるってこと。
例えば、クラスにちょっと手の付けられないやんちゃな子がいても、先生次第でその子が大人しくなったり、いい方向に向かうことがあるよね。そんな状況をこの言葉で表現することができるんだ。
要するに、物事や人を上手く扱うのは、その方法やアプローチ、さらには相手を理解することが大切だっていう教えを含んでいるんだよ。
「蹴る馬も乗り手次第」の使い方
「蹴る馬も乗り手次第」の例文
- 支店から移動してきた彼は、どうやら問題があるようだ。しかし、蹴る馬も乗り手次第というだろう。
- 彼は気に入らないことがあると、暴れて抗議をするらしいが、最近落ち着いているのは先生のお陰だろう。蹴る馬も乗り手次第というからね。
- 彼女の演技は素晴らしいけれど、機嫌を損ねてしまうと部屋にこもってしまうようだ。今回はそのようなことにならなかったのは、蹴る馬も乗り手次第でマネージャーの力だろう。
- 蹴る馬も乗り手次第というのだから、彼のことも諦めてしまうのはまだ早いと思うよ。
まとめ
乱暴で扱いにくいような人は、敬遠してしまうことがあるのではないでしょうか。
しかし、蹴る馬も乗り手次第というように、やり方次第ではうまく扱うことができるかもしれません。