「袈裟と衣は心に着よ」の意味(類義語)
【ことわざ】
袈裟と衣は心に着よ
【読み方】
けさところもはこころにきよ
【意味】
袈裟や衣を着るだけでは信仰しているとは言えない。心に着ることで本当の仏道信仰になるということ。
心の中で、本当にその教えを信じて生きることが一番大切やってわけや。見た目だけの信仰より、心の中でしっかりと信じることが、真の価値があるんやな。
【類義語】
・女ばかりで和尚はできぬ
・頭剃るより心を剃れ
「袈裟と衣は心に着よ」の解説
「袈裟と衣は心に着よ」っていう言葉は、お坊さんのような服(袈裟や衣)を着てるだけじゃ、本当に信仰の心があるとは言えないってことを教えてるんだよ。
つまり、重要なのは外見じゃなくて、心の中にどういう気持ちや考えがあるかってこと。袈裟や衣を着るだけでは真の信仰者にはなれない。心の中に信仰の心を持って、それを日常の行動や考えに反映させることが大切だっていうことを言ってるんだよ。
例えば、友達との約束を守る、誠実に行動する、他人を尊重するなどの行動が、その人が本当に良い心を持っているかどうかを示すように、仏教でも、外見や形だけじゃなく、その人の心の中がどうなっているかが大切だってことをこの言葉は伝えているんだよね。
「袈裟と衣は心に着よ」の使い方
「袈裟と衣は心に着よ」の例文
- 形から入るのも悪くはないが、袈裟と衣は心に着よという。袈裟を着て悟ったつもりになってはいけない。
- 袈裟と衣は心に着よというから、袈裟を着ていなくても心から仏を信仰することはできる。
- クルスのペンダントを身に着けたからといってキリスト教の信仰になるわけではないし、袈裟と衣は心に着よというから、心で神仏を信じることが大事だ。
- 頭を剃るだけ、袈裟を着るだけでは信仰にならない。袈裟と衣は心に着よというように、心からの覚悟をもって仏を信じなさい。
- 外見だけ取り繕ってもだめだ。袈裟と衣は心に着よという。心で仏に祈ることが正しい信仰だ。
本当の信仰とは、心の中で深く信じること。外見だけでなく、心の中にもその信仰を持つことが大切なんだ。