【ことわざ】
忙中閑あり
【読み方】
ぼうちゅうかんあり
【意味】
忙しい中にも、少しのひまや、ちょっと休憩できる時間はあるということ。
「忙中自ずから閑あり(ぼうちゅうおのずからかんあり)」ともいう。
【語源・由来】
「忙中(ぼうちゅう)」とは、とても忙しい最中のこと。
「閑(かん)」とは、ひまなこと。
【類義語】
・忙裏閑を偸む
【英語訳】
I am never less leisured than when at leisure, nor less alone than when alone.
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「忙中閑あり」の使い方
ともこちゃんは、勉強もしているし、習い事もたくさんしていて、毎日忙しくないの?
忙しいけれど、どれも好きでしていることで、ひまを見つけることが得意になったのかもしれないわ。
そんなことをできるのかい?
忙中閑ありということよ。移動中には、車の中で読書を楽しむわ。
「忙中閑あり」の例文
- 母は忙中閑ありといって、小さな畑で野菜を作ることを楽しんでいる。
- 父は毎日忙しく働いているけれど、時々鼻歌を歌いながらゴルフクラブを磨いている。忙中閑ありということか。
- 忙中閑ありだと言われても、少しの時間をうまく使うことができずにいるが、とてももったいないことをしていると思う。
- 彼は仕事で全国各地を飛び回っているけれど、忙中閑ありだからと、温泉に浸かって疲れを癒しているそうだ。
- 仕事に追われていても、忙中閑ありなのだから、息抜きを楽しみたいと思っている。