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【安に居て危を思う】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

安に居て危を思う

「安に居て危を思う」の意味(出典・類義語)

意味
【ことわざ】
安に居て危を思う

「安」は「安き」、「危」は「危うき」ともいう。
【読み方】
あんにいてきをおもう

【意味】
穏やかなときでも万が一のことを考え用心するべきだという戒めの語。

「安」は、「平和」。「危」は、危険。
ことわざ博士
「安に居て危を思う」ということわざは、平和な時でも危機や災難に対する備えを忘れずに心配りすることを指しているんだよ。
助手ねこ
あぁ、そうなんや。つまり、安全な状況でも危険や災難に備えて用心することを言うんやな。安心しているからって、油断せんといかんってことやな。

いつ何が起こるかわからへんから、常に用心しておくことが大事やってことやな。これは、安全な時でも警戒心を忘れずにいることの大切さを教えてくれるわな。

【出典】
春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん」の「安に居て危を思う。思えば則ち備え有り。備え有れば患い無し」から。

【類義語】
・安きに危うきを忘れず
・治に居て乱を忘れず
・文事ある者は必ず武備あり

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「安に居て危を思う」の解説

カンタン!解説
解説

「安に居て危を思う」っていうことわざはね、すごく平和なときでも、何が起こるかわからないから、いつでも問題や災難に対する備えを忘れないっていう意味なんだよ。

たとえば、今は全然大丈夫で、何も問題ないと思っていても、いつ地震が来るか、いつ病気になるかはわからないよね。だから、それに備えて地震対策をしておいたり、健康に気をつけたりすることが大切なんだ。

この言葉は、古代中国の歴史書「春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん」から来ていて、つまり、「平和なときでも、いつ危険が起こるかわからないから、いつも備えておくべきだよ」っていう意味なんだ。

だから、「安に居て危を思う」っていうことわざは、「いつも準備をしておいて、予想外のことが起こっても大丈夫なようにしよう」っていう教えを伝えているんだね。

「安に居て危を思う」の使い方

ともこ
大雪予報が出ているわよ。
健太
また外れるでしょう。
ともこ
安に居て危を思うよ。万が一に備えた方が良いわ。
健太
大丈夫だって。今まで何回も外れて、防災用の飲食物がむだになったから。
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「安に居て危を思う」の例文

例文
  1. 安に居て危を思うというように、危機意識は高く持った方が良い。
  2. 安に居て危を思うの姿勢で、政府は防衛費を増加させた。
  3. 平穏な毎日で忘れがちだが、災害大国日本に住む限り安に居て危を思うことは大事だ。
  4. 大地震に見舞われてから、安に居て危を思うようになった。
  5. いつかに備えて、家族で非常時の連絡方法を確かめ合うなど安に居て危を思うことにしている。




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