【頭の黒い鼠】の意味と使い方の例文

【ことわざ】
頭の黒い鼠

【読み方】
あたまのくろいねずみ

【意味】
ねずみではなく、髪の黒い人間を指していることばで、家の中の物を盗む人のたとえ。物がなくなったときなどに、犯人はねずみではなく、家にいる人間であることをそれとなく言うことば。


「頭の黒い鼠」の使い方

ともこ
あれっ、お団子が一つない。
健太
僕じゃないよ。
ともこ
直ぐ否定するのが、あやしい。頭の黒い鼠ね。
健太
そうそうネズミじゃないか!

「頭の黒い鼠」の例文

  1. ここに置いてあったはずだけど、さては頭の黒い鼠が出たのね、いつもいつも楽しみにしているものに限って誰かが食べてしまうから困りものです。
  2. 社内に頭の黒い鼠はいないはずだと思っていたが、捕まえてみれば頭の白い鼠でしたか、まさかと思っていましたから気がつきませんでしたね。
  3. この研究室に限って大切なデータが漏れるとは思いもよりませんでしたが、どうも頭の黒い鼠がいるようなので、これからはデータを暗号化しましょう。
  4. 証拠がしっかり残っているのに、知らない振りをしている可愛い頭の黒い鼠が二匹もいます。

まとめ

鼠は悪いことをしてもなんとなく可愛くて許せるような気がします。このことわざが政治の世界で使われることがあって一時期よく使われましたが、鼠に失礼だと感じたのは私だけでしょうね。さて、鼠といえば日本の伝統工芸である漆器(しっき)の漆塗(うるしぬ)りにつかわれるているのが、野鼠の毛を使用した蒔絵筆(まきえふで)で輪島塗(わじまぬり)には欠かせない筆だそうです。江戸時代には穀送舟(こくそうせん)の鼠の毛が最良とされていたといいます。航海中に穀物を食べて丸々と太った鼠の背中の毛が蒔絵筆に使われたと本で読んだことがありますが、本当かどうかは定かではありません。ただ現在でも漆器の作製には使われているそうです。

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