「祖母育ちは三百安い」の意味(類義語)
【ことわざ】
祖母育ちは三百安い
【読み方】
ばばそだちさんびゃくやすい
【意味】
おばあちゃんっ子は甘やかされ大切にされるから、他の子より頼りなく出来が悪くみえるということ。
子供がしっかり育つためには、愛情だけじゃなくて、適切な教育や規律も必要やってことやな。祖母が孫を育てるときも、甘やかしすぎずにバランスを取ることが大事やね。
【類義語】
・愛立てないは祖母育ち
「祖母育ちは三百安い」の解説
「祖母育ちは三百安い」ということわざは、祖母に育てられた子どもは甘やかされがちで、その結果としてわがままで出来の悪い子になる可能性があるという意味を含んでいるんだ。
この言葉は、祖母が孫をとても大切にし、可愛がることから来ているんだよ。祖母は孫に対してとても愛情深く、時には親よりも甘い対応をすることがある。それによって、孫がわがままになったり、自分の思い通りにならないと困るような性格になることを指しているんだね。
たとえば、子どもが何かを欲しがった時に、いつもは「ダメ」と言う親でも、祖母は「いいよ」と言ってあげることがあるよね。それが繰り返されると、子どもは自分が欲しいものはいつでも手に入ると思ってしまうかもしれない。
でも、実際には、祖母に育てられることが必ずしも悪い結果につながるわけではないよ。愛情深く育てられることは子どもにとってとても良いことだし、祖母との関係が子どもにとって大切な経験になることもたくさんあるんだよ。このことわざはある種の典型的な状況を表しているけれど、実際の家庭や状況によっては全く異なる場合もあるんだね。
「祖母育ちは三百安い」の使い方
「祖母育ちは三百安い」の例文
- 幼稚園に預けても虐待なんかがある時代だし、祖母育ちは三百安いし、自分で育てよう。
- 普段からぼんやりしている彼は、祖母に育てられたそうだ。きっと、なんでも祖母にやってもらっていたのだろう。祖母育ちは三百安いの典型例だな。
- おばあちゃんは子供が欲しがるものは何でも与えるから、祖母育ちは三百安いというように我慢できないしわがままだしどうしようもない子になる。
- 祖母育ちは三百安いというが、愛されて育った分、彼女は自己肯定感が人より強い。悪いことばかりではないということだ。
- 核家族化が進んで祖母育ちが減ったから、祖母育ちは三百安いというような子は見なくなった。はずだったのだが、少子化で甘やかされて育った一人っ子が増えた。