【ことわざ】
棒ほど願って針ほど叶う
【読み方】
ぼうほどねがってはりほどかなう
【意味】
望みは大きくても、実際には少ししか叶わないということのたとえ。
世の中は思い通りにはいかないということ。
【語源・由来】
棒ほどに大きく願ったとしても、実際に叶うのは針ほどの小さい願いしか叶わないということ。
「棒」は、大きなもののたとえで、「針」は小さなもののたとえ。
【類義語】
・富士の山ほど願って蟻塚ほど叶う(ふじのやまほどねがってありづかほどかなう)
【対義語】
–
【英語訳】
A man must ask excessively to get a little.
Ask much to have a little.
Realizing is small even if it has a great hope.
「針小棒大(しんしょうぼうだい)」とは、ちょっとしたことを大げさに言い立てること。
似ているが、意味が違うので間違えないように注意が必要。
似ているが、意味が違うので間違えないように注意が必要。
「棒ほど願って針ほど叶う」の使い方
ぼくは将来社長になって、大金持ちになって、プールのある大きな家に住むことが夢なんだ。
それは大きな夢を持っているのね。
ほかにも、海外旅行をしてみたいし、宇宙旅行もできるようになっているかな。
夢を持つことはいいことだと思うけれど、棒ほど願って針ほど叶うというからね。
「棒ほど願って針ほど叶う」の例文
- 本当はもっと大きな家を建てたかったけれど、棒ほど願って針ほど叶うというから、これでいい。
- 棒ほど願って針ほど叶うということはわかっているけれど、どうしても叶って欲しい願いだった。
- 利益をたくさん上げたいけれど、棒ほど願って針ほど叶うというから、今はこれで十分だ。
まとめ
大きな望みを抱いているのではないでしょうか。
しかし、棒ほど願って針ほど叶うというように、現実とはなかなかむずかしいものですね。