「同類相求む」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
同類相求む
【読み方】
どうるいあいもとむ
【意味】
同類は、自然に求め合って集まる。
「同類相求む」という言葉は、同じような特性や性質を持ったものや人は、自然と互いに引き寄せられるという意味だよ。
なるほどな。似たような性格や趣味の人が、なんとなく仲良くなったり、一緒になることが多いってことやな。
鳥たちが似た仲間と群れを作るみたいな感じやろ?似た者同士、よく集まるもんやね。
【出典】
「史記」
【類義語】
・類は友を以て集まる
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「同類相求む」の解説
カンタン!解説
「同類相求む」という表現は、同じ種類や性質を持つ者同士が自然と惹かれ合い、集まるという意味を持っているんだ。この言葉の出典は「史記」の中の「伯夷」伝にあるんだよ。
このことわざは、人間や動物、さらには物事や考え方にも適用されるんだ。同じ興味を持つ人たちや、似た性格の人々が自然と集まって友達になったり、同じ趣味を持つコミュニティを形成したりすることを指しているんだね。
たとえば、スポーツが好きな人たちはスポーツクラブに集まりやすいし、芸術に興味がある人たちは美術館や展覧会に行くことが多いよね。また、似たような価値観を持つ人たちは、意見が合うことが多く、自然と友達になることがあるんだ。
「同類相求む」という言葉は、人々が自然と似た者同士で集まる傾向があることを示していて、それが友情やコミュニティ形成の基礎となることを教えてくれるんだよ。
「同類相求む」の使い方
あの人たちいつもつるんでいるわね。
同類相求むってやつで、趣味が一緒なんだよ。
だから気が合うのね。
趣味が同じだと、会話が盛り上がるし気楽だよね。
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「同類相求む」の例文
- クラス替えをすると、同類相求むように、似たもの同士で集まる。
- 無理に友達を作ろうとしなくても、同類相求むというように同じ考えの人間が集まり出会うものだ。
- 同類相求むというが、この会社には見事にゴルフ好きが集まった。
- 同類相求むからなのか、本屋だからなのか、本好きのバイトが多い。
- 僕はお菓子の空き箱が大好きで収集しているが、同類相求むというのに、なかなか仲間が集まらない。
「同類相求む」の文学作品などの用例
同類相求むとは昔しからある語だそうだがその通り、餅屋は餅屋、猫は猫で、猫の事ならやはり猫でなくては分らぬ。いくら人間が発達したってこればかりは駄目である。(夏目漱石の吾輩は猫であるより)