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【牛鼎の意】の意味と使い方や例文(出典・故事)

牛鼎の意

【ことわざ】
牛鼎の意

【読み方】
ぎゅうていのい

【意味】
初めは相手の意を迎え、認められてから自説を用いさせること。

「鼎」は、かなえ。三本の足と両耳が付いた大きな釜。
【出典】
史記しき

【故事】
殷の伊尹いいんは湯王に近づくために、鼎を背負って料理人になり、春秋時代には秦の百里奚ひゃくりけいが牛に餌をやる仕事をしていて繆公ぼくこうに才知を認められ、ともに名相となったという故事による。

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「牛鼎の意」の使い方

健太
なかなか僕の意見が通らないな。
ともこ
牛鼎の意のように、まずは自分を認めてもらったらどうかしら。
健太
僕はまだ認めてもらえていないんだね。
ともこ
そういうことね。こいつは使えるって思わせないと意見は聞いてもらえないわ。

「牛鼎の意」の例文

  1. 入社してしばらくは自分の思いを殺し、牛鼎の意の作戦で意見を通す。
  2. 最初から逆らったり、自分の意志を貫こうとしては敵を作るだけだ。牛鼎の意のように、まずはその組織の色に染まる。
  3. 出世するために、牛鼎の意みたいに社長の意に添うことをする。
  4. 信頼を得るには、牛鼎の意のごとくステップを踏まないといけない。
  5. 豊臣秀吉は、牛鼎の意のように信長に気に入られるよう努力し出世した。

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