「縁に連るれば唐の物を食う」の意味(語源由来)
【ことわざ】
縁に連るれば唐の物を食う
「縁に連るれば唐の物」「縁によって唐の物」ともいう。
【読み方】えんにつるればとうのものをくう
【意味】
縁があれば思いがけないものとつながることのたとえ。
「唐」は、中国の古称。ここでは遠い国の意。
「縁に連るれば唐の物を食う」は、縁やつながりがあれば、普段手に入りにくいものや遠い地域のものでも享受することができるという意味です。
ほんまやな。それはつまり、「小さいプレゼントでも、それが贈った人の気持ちを伝える」ってことやな。
贈り物の大きさよりも、気持ちの方が大事って教えてくれるんやな。
縁があれば遠い所の食物でも食べることができる意から。
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「縁に連るれば唐の物を食う」の解説
カンタン!解説
「縁に連るれば唐の物を食う」っていうことわざはね、縁があれば、遠く離れた場所のものでも手に入るっていう意味だよ。
例えばね、自分が日本に住んでいるけど、遠く中国の友達と知り合う縁ができたとするね。その友達が中国の美味しいお菓子を送ってくれたとしたら、それはまさに「縁に連るれば唐の物を食う」っていう状況なんだよ。中国は昔の日本で「唐」と呼ばれていたから、このような表現になったんだ。
これは、人と人とのつながりや縁が、予想もしない結果や体験をもたらすことがあるっていうことを教えてくれることわざなんだよ。だから、人との縁を大切にすることが大切だね。
「縁に連るれば唐の物を食う」の使い方
健太くんが犬を飼っているの?
縁に連るれば唐の物を食うってね。縁あって犬を飼うことになったんだ。
犬嫌いだったのにね。
今では大好きな家族だよ。
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「縁に連るれば唐の物を食う」の例文
- 先生のつながりで、縁に連るれば唐の物を食うように興味がなかった分野の仕事をすることになった。
- 面倒くさがり屋だから一生登山をすることはないと思っていたが、縁に連るれば唐の物を食うで登山好きの人と出会い登るようになった。
- 縁に連るれば唐の物を食うというが、台湾に転勤で台湾料理に舌鼓を打つ日がくるとは思わなかった。
- 世の中いろんな縁が転がっているから、縁に連るれば唐の物を食うように自分の知らない世界とつながることもままある。
- 縁あってこの仕事に就き成功者と呼ばれるようになったが、縁に連るれば唐の物を食うで、20年前の自分は想像だにしていなかった。