「鱓でも尾頭つき」の意味(語源由来・類義語)

鱓でも尾頭つき
【読み方】
ごまめでもおかしらつき
【意味】
小さくても体裁が整っているものは立派に見えるということ。


大きさだけが全てちゃうってことやね。ちっちゃいけど、中身がギュッと詰まってるってわけやな!
【語源・由来】
鱓は小魚だが、尾頭付きで形が整っているということ。
【類義語】
・一輪咲いても花は花
・一合取っても武士は武士
「鱓でも尾頭つき」の解説
「鱓でも尾頭つき」という言葉はね、小さなものでも、ちゃんとした形や姿があれば立派だよ、っていう意味なんだよ。
考えてみてね、鱓っていうのは片口鰯(かたくちいわし)の干したもので、すごく小さい魚なんだけど、でも、きちんと頭も尾もついてて、ちゃんとした姿があるんだよ。だから、小さくてもしっかりと形が整っていれば、それはそれで素晴らしいんだよ、っていうことを伝えてるんだ。
例えば、小さいプレゼントでも、心を込めて選んだもので、きちんとラッピングしてあれば、それはとっても立派な贈り物として受け取られるよ、っていう感じに似てるんだね。この言葉を使うと、大きさや価格だけじゃなく、ちゃんとした形や心遣いが大切だってことを伝えられるよ。
「鱓でも尾頭つき」の使い方




「鱓でも尾頭つき」の例文
- 子供たちのやる小規模な劇だが、鱓でも尾頭つきというから体裁をととのえれば本格的に見える。
- 小さなクッキー缶だが鱓でも尾頭つきのように、缶のデザインにこだわることでバズった。
- ただののり弁でもきちんと包めば、鱓でも尾頭つきとなる。
- 鱓でも尾頭つきといわれるので、体裁をととのえ立派そうな論文に仕上げた。
- 内容はさておいて、見かけを整えれば鱓でも尾頭つきで立派になる。























