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【判を貸すとも人請けするな】の意味と使い方や例文(類義語)

判を貸すとも人請けするな

「判を貸すとも人請けするな」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
判を貸すとも人請けするな

【読み方】
はんをかすともひとうけするな

【意味】
すべての現象は時間の経過とともに変化するが、真の姿は少しも変わることなく過去・現在・未来にわたって一本の線のように永遠に連なっているということ。転じて、物事が絶えることなく続くことのたとえ。

ことわざ博士
「判を貸すとも人請けするな」という言葉は、金銭の保証人にはなっても、人の行動や性格などの保証人にはなるべきではないという教えを含んでいるんだよ。
助手ねこ
なるほど、それは大事なアドバイスやな。つまり、「お金の貸し借りの保証はええけど、人の行動や性格の保証はせん方がええ」ってことやな。

人の保証人になると、思わぬトラブルに巻き込まれることがあるから、そういうリスクを避けた方が賢明ってわけや。これは、人との関わり方において、どこまで責任を持つべきかを考えさせてくれる言葉やね。

【類義語】
・金儲けするとも人請けするな

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「判を貸すとも人請けするな」の解説

カンタン!解説
解説

「判を貸すとも人請けするな」という言葉は、金銭の貸し借りにおいて保証人になることはあっても、他人の行動や身元を保証することは避けるべきだという教えを含んでいるんだよ。ここでいう「判」とは、借金などの契約書に判子を押して保証人になることを指し、「人請け」とは、他人の身元や行動に対する保証人になることを意味しているんだ。

この言葉は、人の保証人になることのリスクを警告しているんだね。金銭の貸し借りに関する保証は、その金額やリスクが明確であり、最悪の場合でも金銭で解決できる。しかし、人の行動や身元に関する保証になると、その人が起こすかもしれないさまざまな問題やトラブルに対して責任を問われることがあり、解決が非常に複雑で困難になることがあるからだよ。

だから、「判を貸すとも人請けするな」という言葉は、他人の身元保証人になることの危険性や厄介さを避けるようにという教訓を伝えているんだね。

「判を貸すとも人請けするな」の使い方

健太
彼は良いやつだよ。僕が保証する。
ともこ
判を貸すとも人請けするなっていうわよ。それでも信じていいの?
健太
…何かあっても責任は取れないけどね。
ともこ
保証できてないじゃない。
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「判を貸すとも人請けするな」の例文

例文
  1. 判を貸すとも人請けするなというから、仲人はやりたくない。
  2. 良い人材がいたら紹介してと言われても、判を貸すとも人請けするなっていうし恐いよね。
  3. 良い人の定義なんて人によって違うし、僕が良いと思う人が相手にとって悪いかもしれないから、判を貸すとも人請けするなを厳守する。
  4. 健太くんは太鼓判を押したくなるような信頼できる人だけど、判を貸すとも人請けするなっていうし保証はできかねる。
  5. 内定がもらえない甥っ子に僕の伝手で就職先を紹介したが、問題を起こして辞めたそうだ。判を貸すとも人請けするなって本当だよ。




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