「始めを慎みて終わりを敬む」の意味(出典)
【ことわざ】
始めを慎みて終わりを敬む
【読み方】
はじめをつつしみておわりをつつしむ
【意味】
何をするにも、最初と最後を慎重に行うことが大事だということ。
ほな、始めから終わりまでずっと気を抜かずに、一つ一つのステップを大切にやるってことやな。始めにしっかりと土台を築いて、最後までそれを大切にして、丁寧に仕上げるんや。
最初も終わりも、どっちも同じくらい大事にしとかなあかんってことやね。一つのことを始めるときも、それを完成させるときも、ちゃんとした姿勢で臨むことがめっちゃ大事やってことや。
【出典】
「春秋左氏伝」
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「始めを慎みて終わりを敬む」の解説
カンタン!解説
「始めを慎みて終わりを敬む」ということわざは、どんなことでも最初から最後まで気を抜かずに、慎重に、そして尊敬の念を持って取り組むべきだという意味なんだよ。「慎む」と「敬む」はどちらも、注意深くて丁寧に行うという意味があるんだ。
例えば、新しいプロジェクトを始める時に、初めの計画をしっかりと慎重に立てることが「始めを慎む」と言えるし、プロジェクトの最後まで集中を切らさず、細部にまで気を配り、きちんと仕上げることが「終わりを敬む」と言えるんだよ。どちらも、物事を成功させるためには欠かせない態度なんだ。
このことわざは、物事を始める時も終える時も同じくらいの重要性があるってことを教えてくれているんだ。最初だけじゃなくて、最後までちゃんとやり遂げることが、本当に価値のある成果を出すためには必要なんだね。だから、どんなことにも最初から最後まで全力を尽くすことが大切なんだよ。
「始めを慎みて終わりを敬む」の使い方
最後の最後で油断してしまった―。
始めを慎みて終わりを敬むことが成功への道なのよ。
一貫して慎重にやるって難しいよ。
人間は機械じゃないから、気のゆるみが出てしまうものよね。
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「始めを慎みて終わりを敬む」の例文
- 始めを慎みて終わりを敬めば、ヒューマンエラーは無くなる。
- 彼は、始めを慎みて終わりを敬むからミスが少ない。
- 乗客の安全を背負っている自覚を持ち、勤務にいったん就けば始めを慎みて終わりを敬む。
- 始めを慎みて終わりを敬んでいたら、こんな事態にはならなかっただろう。慎重さに欠けていた。
- 客が多くなり慢心し、始めを慎みて終わりを敬むことを忘れ客が離れていった。
物事の始めから終わりまで、その全過程において手を抜かず、最大限の注意と敬意をもって取り組むべきだという教訓なんだよ。