「唇亡びて歯寒し」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
唇亡びて歯寒し
【読み方】
くちびるほろびてはさむし
【意味】
唇がなくなると歯が寒くなるということで、助け合っている者の一方が滅びると他方まで危うくなるというたとえ。互いに離れられない、助け合う関係にあることもいう。
みんな助け合いながら生きてるってことを教えてくれるな~。互いに大切にしなあかんねんてことやね!
【語源・由来】
晋から領国通過を求められた虞公に対して拒否するべきだと諫めた宮之奇の言葉。だが、虞公は諫めを聞かずに晋の通過を許し、晋は虢を滅ぼした帰途に虞も滅ぼしてしまった。
【出典】
春秋左氏伝
【類義語】
・唇竭きて歯寒し
・唇歯輔車
「唇亡びて歯寒し」の解説
「唇亡びて歯寒し」っていうことわざは、ねえ、簡単に言うと、お互いに助け合ってるものが一つなくなっちゃうと、もう一つも困っちゃう、っていう意味なんだよ。
例えば、ね、口の中の唇と歯を考えてみて。唇がなくなったら、歯が寒くなっちゃうでしょ?それと同じで、お互いに大切な関係にあるものが、一つ困っちゃうと、もう一つも影響を受けてしまう、っていうことを教えてるんだよ。
だから、このことわざは、友達や仲間とか、仕事やプロジェクトでのパートナーシップみたいな、お互いに助け合う関係の大切さを伝えているんだ。一緒にいるときは、お互いに助け合って、大切にしないと、一方が困ったら、もう一方も影響を受けちゃうよ、っていうことなんだね。
「唇亡びて歯寒し」の使い方
「唇亡びて歯寒し」の例文
- 唇亡びて歯寒しというように、あの会社を助けないと、わが社の経営も危なくなりますよ。
- 唇亡びて歯寒しというように、僕と君はこれからも助け合っていこう。
- 唇亡びて歯寒しというように、あの二人は、互いの欠点を補いあって助け合っている。
- 唇亡びて歯寒しというように、彼らは互いに依存しあっているから離れられないと思う。
- 唇亡びて歯寒しというように、彼はライバルだが、彼無しでは、僕の成長はあり得ないし、彼もそうだ。