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【唇亡びて歯寒し】の意味と使い方や例文

【ことわざ】
唇亡びて歯寒し

【読み方】
くちびるほろびてはさむし

【意味】
唇がなくなると歯が寒くなるということで、助け合っている者の一方が滅びると他方まで危うくなるというたとえ。互いに離れられない、助け合う関係にあることもいう。

【語源・由来】
春秋左氏伝より。晋から領国通過を求められた虞公に対して拒否するべきだと諫めた宮之奇の言葉。だが、虞公は諫めを聞かずに晋の通過を許し、晋は虢を滅ぼした帰途に虞も滅ぼしてしまった。

【類義語】
・唇竭きて歯寒し
・唇歯輔車

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「唇亡びて歯寒し」の使い方

健太
唇亡びて歯寒しというように、ともこちゃんがいなくなると、僕のすべてが止まってしまうよ。ともこちゃんも僕がいないと困るでしょ?
ともこ
ええっ。私は健太くんを助けているけど、健太くんは、私を助けてくれているのかしら?
健太
ええー。助け合っていると僕は思っていたんだけどなあ。
ともこ
冗談よ。いつも笑顔にさせてもらっているわ。

「唇亡びて歯寒し」の例文

  1. 唇亡びて歯寒しというように、あの会社を助けないと、わが社の経営も危なくなりますよ。
  2. 唇亡びて歯寒しというように、僕と君はこれからも助け合っていこう。
  3. 唇亡びて歯寒しというように、あの二人は、互いの欠点を補いあって助け合っている。
  4. 唇亡びて歯寒しというように、彼らは互いに依存しあっているから離れられないと思う。
  5. 唇亡びて歯寒しというように、彼はライバルだが、彼無しでは、僕の成長はあり得ないし、彼もそうだ。

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