【ことわざ】
ひだるい時にまずい物なし
【読み方】
ひだるいときにまずいものなし
【意味】
空腹の時には、まずいと思う食べ物はなく、なんでもおいしく食べられるというたとえ。
食欲以外にも使われる。
「ひだるい」とは、ひもじい、腹が減っているといった意味。
【語源・由来】
飢えている人間は、食を選ばないということから由来。
【類義語】
・ひもじい時にまずい物なし
・空き腹にまずい物なし(すきばらにまずいものなし)
・飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
【英語訳】
Hunger is the best sauce.
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「ひだるい時にまずい物なし」の使い方
ともこちゃん、そのお皿に乗っているものはなに?
これは失敗して黒こげになってしまったケーキよ。
それ、食べてもいいかな?
もう丸一日なにも食べていなくて、倒れそうなんだ。
もう丸一日なにも食べていなくて、倒れそうなんだ。
いいわよ。ひだるい時にまずい物なしね。
「ひだるい時にまずい物なし」の例文
- ひだるい時にまずい物なしというけれど、三日ぶりに食べたおにぎりはとてもおいしかった。
- 失敗したカレーライスだったのに、ひだるい時にまずい物なしと父は全て平らげてしまって驚いた。
- 一生懸命作ったのに、ひだるい時はまずい物なしだなんて、彼はひどいことを言う。
- 山で遭難した経験があるので、ひだるい時にまずい物なしということがとてもよくわかる。
- 私にとって母の料理は、ひだるい時にまずい物なしだと思っているので、なんでも食べられる。
まとめ
ひだるい時にまずい物なしというように、空腹でひもじい思いをしている時には、食べるということが重要なので味は気にしないのではないでしょうか。
空腹が満たされることは、生きていくためにはとても大切なことですね。
お腹いっぱい食べられるということは、とても幸せなことだということをもう一度しっかり確認したいですね。