【ことわざ】
一花咲かせる
【読み方】
ひとはなさかせる
【意味】
一時的に、華やかに栄える。「一花」とは、一時の栄華の意味。
【英語訳】
stage a comeback
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「一花咲かせる」の使い方

僕の兄さんは、もうすぐ高校卒業なんだけど、卒業までに何とか一花咲かせようと頑張っているよ。

勉強で一花咲かせるの?

違うよ。女子生徒に、もてるためにだよ。

ああ、高校生活最後の思い出づくりに忙しいってわけね。受験生なのに余裕だなあ。
「一花咲かせる」の例文
- あの栄光の日々が忘れられないから、最後にもう一花咲かせてから引退したい。
- 契約を切られることが決まったので、最後に一花咲かせるために心を込めて作曲したら、オリコンチャートで一位になった。
- いつか一花咲かせたいと思いながら、故郷に帰らず、この都会で生活し続けている。
- 二年連続で、日本シリーズに出場してチームを初の日本一、そして連覇に導き一花咲かせた。
- この馬を始め、他にも中央競馬で見切りをつけられた競走馬を手掛け、それがもう一花咲かせる馬も多いため、この厩舎は「再生工場」の異名を持つ。
- 生き甲斐がないし、残った人生で一花咲かせる気力もないなんて寂しいこと言うなよ。
まとめ
草花を育てることが上手な人をグリーンフィンガーというが、そういう人は私のように枯れてしまった植木鉢を見ながら、もう一花咲かないかなと悔しく思う気持ちはわからないだろう。「一花咲かせる」という言葉は植木用語ではなく、人生の言葉である。友人が再就職をするときに、もう一花咲かせるぞと意気込んでいた。その表情がキラキラ輝いていて素敵だったので、彼女のこれからの人生とやる気にぴったりな言葉だと思った。新しい環境に飛び込み人たちへ。成功を成し遂げ、一輪の花のように咲き誇り、きらびやかな未来となりますように。