【行き掛けの駄賃】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
行き掛けの駄賃

【読み方】
ゆきがけのだちん

【意味】
「駄賃」とは、駄馬で人や物を運ぶときの運賃のこと。あることのついでに他のことをすること。またはあることのついでに儲けること。

【語源・由来】
馬子(馬をひいて人や荷物を運ぶことを職業とした人)が問屋などへ荷物を取りに行くついでに、空の馬を利用して他の荷物を届け、手間賃を得たことから。

【類義語】
・朝駆けの駄賃
・往に掛けの駄賃
・帰りがけの駄賃

【対義語】

【英語訳】
doing something incidentally
doing something on the way
while I’m at it
taking the opportunity to do something
doing something while (you) are at it

「行き掛けの駄賃」の使い方

ともこ
健太くん、今から先生のところに行くの?
健太
うんそうだよ。テストの点数が悪かったから、追加課題が出たんだよ。参るよね。
ともこ
健太くん、ついでにこれを先生にもっていって。
健太
良いよ。行き掛けの駄賃だ。任せといて。

「行き掛けの駄賃」の例文

  1. 山に栗を取りに行き、行き掛けの駄賃に柿もとってきた。
  2. 彼は僕の友人に腹を立て、友人を殴ったのだが、行き掛けの駄賃とばかりに、僕を殴って去っていった。
  3. 科学者が研究をする時、本来の研究目的とは異なった、行き掛けの駄賃のような発見をする事がある。
  4. 銀行強盗に入って、3億円を鞄に詰めて持ち出したが、行き掛けの駄賃にいつか役に立ちそうな顧客名簿も手に取った。
  5. 海に泳ぎに行って、行き掛けの駄賃に、祖母が大好きなワカメを集めて持って帰った。

まとめ

昔は馬で荷物を運び、運びに行ったついでや、荷物を取りに行くついでに他の荷物も受け取って運び儲けた。今の運送業者は大量の荷物を時間に正確に運ぶことで精いっぱいで、行け掛けの駄賃を得ようとする余裕がないくらい多忙を極めていて、さきほど我が家に来た(馬ではなく)黒い猫さんは、今日も疲弊した顔をしていた。

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