「一日作さざれば一日食らわず」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
一日作さざれば一日食らわず
【読み方】
いちにちなさざればいちにちくらわず
【意味】
一日休めば一日食事をとらないということ。
そやな、それはつまり、「一日働かないと一日食べられへん」ってことやな。働くことが食事を得るための条件で、働かないと生活できへんってことや。
つまり、働くことの尊さや大切さを教えてくれてるんやな。働くことで生活が成り立つ、その当たり前のことを再確認させてくれる言葉やな。
【語源・由来】
唐の禅僧百丈懐海が高齢にも関わらず休まないので、労る気持ちから仕事の道具を隠したところ百丈はその日の食事をとらなかった。
【出典】
「五灯会元」
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「一日作さざれば一日食らわず」の解説
カンタン!解説
「一日作さざれば一日食らわず」っていうことわざはね、一日でも働かなかったら、その日の食事は無しっていう意味だよ。
たとえばね、君が放課後にアルバイトをして、そのお金で自分のお菓子を買っているとしよう。でも、ある日働かなかったら、その日はお菓子を買うお金がなくなるんだよ。それがこのことわざの意味することなんだ。
このことわざは、働くことの大切さを教えているんだよね。働いて得たお金で食べ物を買ったり、生活を支えたりすることがどれだけ大切かを伝えているんだ。だから、何もしないで過ごすことは、自分自身を養うことができないってことを示しているんだよ。
「一日作さざれば一日食らわず」の使い方
健太くん。晩御飯よー。
今日は寝てばかりで何もしなかったからご飯を食べる権利は無いよ。一日作さざれば一日食らわずだ。
寝てたからお腹がすいていないだけでしょう。
ばれたか。
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「一日作さざれば一日食らわず」の例文
- 為すべきことをしなかった今日はご飯を食べるわけにはいかない。一日作さざれば一日食らわずを守る。
- 仕事をサボった日は一日作さざれば一日食らわずだから、僕の飯はいらないよ。
- 今日は怠けてしまったので、一日作さざれば一日食らわずというが断食するしかないな。
- 一日作さざれば一日食らわずなので、何もしていない日は食べない。
- 昨日も今日も仕事を休んだが、一日作さざれば一日食らわずなら二日食べてはいけないってことか。
これは、働くことの大切さや、労働の尊さを教えているんだ。