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「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る
【読み方】
いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる
【意味】
一部を知れば全体像を推測することができる。
例えば、海水の一滴を舐めて塩辛いと知ったら、海全体が塩辛いって推測できるわけや。小さい部分から大きな全体を理解することの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
海水の一滴を舌で味わえば、大海全体が塩辛いことが理解できる意から。
【類義語】
・一斑を見て全豹を卜す
・蛇首を見て長短を知る
「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」の解説
「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」っていうことわざは、大海の一滴を舌に乗せて味わうだけで、その大海全体がしょっぱいことがわかる、っていう意味なんだよ。
でも、これはただの海の話じゃなくて、何かの一部分を見たり体験したりすることで、その全体の様子や状況を推測できるっていう考え方を表しているんだ。
たとえばね、友達が一つの問題をすごく上手に解いたとしたら、その友達は他の問題も上手に解けるだろうって推測できるよね。それと同じように、「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」ってことわざは、少ない情報から大きな結論を導く能力を表しているんだよね。それがこのことわざの意味なんだ。
「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」の使い方
「一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る」の例文
- 子供を見れば、一滴舌上に通じて、大海の塩味を知るように、その家族の全てを知ることができる。
- 歩きたばこをする人は思いやりのない人が多いように、一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る。
- 最初の5ページを読めば、一滴舌上に通じて、大海の塩味を知るごとく、その小説の良否がわかる。
- 店構えを見れば、一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る。その店の味は想像ができる。
- 一人の社員を見て、一滴舌上に通じて、大海の塩味を知ると考える人が多いから、社の看板を背負っているつもりで言動に注意しなさい。