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【板子一枚下は地獄】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

板子一枚下は地獄

【ことわざ】
板子一枚下は地獄

【読み方】
いたごいちまいしたはじごく

【意味】
船乗りの仕事が危険であることのたとえ。また、死につながる危険なことのたとえ。

【語源・由来】
「板子」は、和船の舟底に敷く揚げ板。その下は船底で、さらにその下は、落ちたら助からない深い海であるということから。

【類義語】
・板三寸下は地獄(いたさんずんしたはじごく)
・一寸の地獄(いっすんのじこく)

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「板子一枚下は地獄」の使い方

ともこ
健太君は窓拭きをしてください。
健太
えー。なぜ僕なの。
ともこ
板子一枚下は地獄、女子には無理でしょ。
健太
よくわからないけど、地獄は見たくないよ。

「板子一枚下は地獄」の例文

  1. 今日の作業は大変危険です。板子一枚下は地獄と思って緊張して作業をすすめてください。
  2. 外国企業との合併(がっぺい)は板子一枚下は地獄みたいなもの、もう少し時間をかけて検討すべきです。
  3. 板子一枚下は地獄の毎日だったが、この仕事を四十年続けてきたことが誇りです。
  4. あまりいい選択ではないが、どちらくにしても板子一枚下は地獄に変わりはない。

「板子一枚下は地獄」の文学作品などの用例

真裸な実力と天運ばかりがすべての漁夫の頼みどころだ。その生活はほんとに悲壮だ。彼らがそれを意識せず、生きるということはすべてこうしたものだと諦めをつけて、疑いもせず、不平も言わず、自分のために、自分の養わなければならない親や妻や子のために、毎日毎日板子一枚の下は地獄のような境界に身を放げ出して、せっせと骨身を惜しまず働く姿はほんとうに悲壮だ。(有島武郎の生まれ生づる悩みより)

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