「書いた物が物を言う」の意味(語源由来)
【ことわざ】
書いた物が物を言う
【読み方】
かいたものがものをいう
【意味】
証文はしっかり取っておくべきだということ。
「書いた物が物を言う」という言葉は、口頭で言ったことよりも書いたものが証拠として重要だという意味があるんだよ。
あー、なるほどな。つまり、言葉だけじゃなくて、ちゃんと書いて残しておいた方がええってことやな。
何か問題が起きた時に、「あの時こんなん言ってたやろ」と言うだけじゃ、誰が正しいか分からんけど、書いたものがあれば、しっかり証拠になるんやね。口だけじゃなくて、ちゃんと書類にも残しておくべきなんやな、これは。
【語源・由来】
いざという時には書類にしたものが動かぬ証拠になることから。
【スポンサーリンク】
「書いた物が物を言う」の解説
カンタン!解説
「書いた物が物を言う」という言い回しは、口頭での約束や言葉よりも、書面に記録されたものが強力な証拠となるという意味を持ちます。口でのやりとりは後で変わることがあるかもしれませんが、一度書かれた文書や契約書はその内容を変更することが難しいため、確固たる証拠として扱われるのです。
例えば、ビジネスの場面で口頭での取り決めがあったとしても、それを確認するためには正式な契約書や文書が必要となります。これは、書面による証拠がどれほど強力で信頼性があるかを示しています。
また、この言葉は日常生活や他のコンテキストでも使われることがあります。何かを主張する際や、自分の意見や立場を確かめるためには、書面による証拠が最も有力とされるのです。
「書いた物が物を言う」の使い方
友だちにお金を貸してって言われたんだ。
借用書にサインをもらった?
貰ってないよ。友人だし返してくれるでしょう?
書いた物が物を言うのよ。お金の貸し借りは友人関係にひびを入れることもあるからちゃんとした方が良いわ。
【スポンサーリンク】
「書いた物が物を言う」の例文
- 訴訟にならないとも限らないし、書いた物が物を言うから契約書は作成しよう。
- 書いた物が物を言うから証文は紛失しないよう大事に保管する。
- 書いた物が物を言うが、最近は音声を録音して証拠とする人も多い。
- 法律がない時代から証文は約束や契約の証であり、書いた物が物を言った。
- 口約束は絶対にダメだ。書いた物が物を言う。