「垣根と諍いは一人でならぬ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
垣根と諍いは一人でならぬ
【読み方】
かきねといさかいはひとりでならぬ
【意味】
喧嘩は一人ですることはできない。
「垣根と諍いは一人でならぬ」ということわざは、問題やトラブルは単独で生じるものではなく、関わる人や環境が原因となって生じるものだと示しているんだよ。
ああ、それは共感できるわ~。人との関わりの中での摩擦やトラブルは避けられないものやね。
でも、それを悪く取らず、前向きに生きていく姿勢が大切やと思うわ。
【語源・由来】
垣根を結うときは両側に分かれて二人で結うことから。
【類義語】
・公事と垣とは一人じゃ結えぬ
・諍いと餅搗きは一人ではならぬ
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「垣根と諍いは一人でならぬ」の解説
カンタン!解説
「垣根と諍いは一人でならぬ」っていうのは、垣根を作るときは隣の人と一緒に作らないとできないように、けんかも一人ではできないっていう意味だよ。
垣根っていうのは、家と家との間に作る塀のようなものだね。これを作るときは、隣の人と協力して作る必要があるんだ。だから、一人では作れないんだよ。
同じように、けんかも一人では始められないよね。どちらかがけんかをしなければ、けんかは始まらないんだ。
このことわざは、けんかをするためには相手がいなくちゃいけないってことを教えてくれているから、喧嘩の相手になってはいけないっていう教えが隠されているんだよ。
例えば、学校で誰かがけんかを始めようとしても、自分が反応しなければ、そのけんかは始まらないよね。だから、けんかを避けるためには、自分がけんかにならないように気をつけることが大切だっていうことを、このことわざは教えてくれているんだね。
「垣根と諍いは一人でならぬ」の使い方
また喧嘩してしまった。
垣根と諍いは一人でならぬよね。相手がいるから衝突するのよね。
相手にしなければいいのか。
そういうことね。売られた喧嘩を買うからいけないのよ。
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「垣根と諍いは一人でならぬ」の例文
- 一人ぼっちでは喧嘩はできない。垣根と諍いは一人でならぬから、いちゃもんをつけられたら無視すればいい。
- 垣根と諍いは一人でならぬというから相手にしなければいいだけの話だ。
- となりの国がミサイルを撃ってくるんだが、垣根と諍いは一人でならぬと無視を決め込むもいつまでそれが通用するか。
- こっちが挑発にのらなければ、垣根と諍いは一人でならぬから喧嘩にはならない。
- 垣根と諍いは一人でならぬので、喧嘩に発展したくなければ彼の怒りを真正面から受け止めず流すべきだ。