「鼎を扛ぐ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
鼎を扛ぐ
【読み方】
かなえをあぐ
【意味】
とても力が強いということ。
「鼎」は、古代中国で食べ物を煮るのに用いた三本足の青銅器。「扛ぐ」は、重い物を両手で持ち上げる。
「鼎を扛ぐ」ということわざは、重い鼎を持ち上げる様子から、非常に力強い、腕力が強いという意味に使われるんだ。
ほんまにな、重い鍋みたいなもんを持ち上げるなんて、かなりの力が要るんやろうな。このことわざは、ものすごい力持ちや、力強い行動をする人のことを表してるんやな。
つまり、「力持ち」っていうシンプルな意味やね。こういう力強い人は、何事にもびびらんでがんばれるんやろうな。すごいわ!
【語源・由来】
重い鼎を一人の力で持ち上げる意から。
【出典】
「史記」
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「鼎を扛ぐ」の解説
カンタン!解説
「鼎を扛ぐ」という表現は、中国の古い話から来ているんだよ。この言葉を小学生向けにわかりやすく説明するね。
鼎(てい)というのは、大きな三本足の鍋のことで、とても重いものなんだ。だから、それを持ち上げるにはかなりの力が必要なんだよ。
「鼎を扛ぐ」は、この重い鼎を持ち上げる様子から、人の腕力がすごく強いことを形容する言葉になったんだ。
例えばね、クラスの中で体力テストで一番いい成績を取った友達がいたら、その友達に対して「鼎を扛ぐみたいに力強いね!」なんて言うことができるんだ。
つまり、この言葉は「とても力が強い」という意味で使うことができるんだよ。自分の友達に、こんな面白い表現を使ってみるのも楽しいかもね!
「鼎を扛ぐ」の使い方
健太くん。この本を図書室に運んでくれる?
いいよ。これで全部?
一気に運ぶの?鼎を扛ぐね。
鍛えているからね。
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「鼎を扛ぐ」の例文
- 金太郎は小さいころから鼎を扛ぐ子で、熊と相撲を取っていた。
- 力自慢の鼎を扛ぐ人材を求めています。
- 押しても引いてもだめだったが、鼎を扛ぐ健太くんの力でその扉は開いた。
- 世界一鼎を扛ぐ彼は、534kgのバーベルを持ち上げた。
- 鼎を扛ぐので、気を付けないと日常生活でよく物を壊す。