「鹿島立ち」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鹿島立ち
【読み方】
かしまだち
【意味】
旅立つこと。旅立ち。
どこかに行くのもいいけど、門出や新しい始まりにも使えるんやね。何か新しいことを始めるとき、ちょっとした鹿島立ち気分で、気持ち新たに頑張るってのもええなぁ。
【語源・由来】
防人が辺境の地の防備に向かう途中鹿島神社に参拝し、道中の安全を祈ったことから。また、鹿島と香取の二祭神が鹿島を立ち、葦原中国を平定したことからともいわれる。
「鹿島立ち」の解説
「鹿島立ち」っていうのは、旅立ちや出発のことを指す言葉なんだよ。でも、どうしてこの言葉が使われるようになったか、ちょっとした物語があるんだ。
昔々の日本には、鹿島と香取(かとり)という神様がいて、彼らは国のあちこちを旅して平和な土地をつくったんだ。それから、人々が旅に出るとき、無事に帰ってこれるように鹿島神宮で祈りをささげる習慣があったんだ。
防人(さきもり)と呼ばれる戦士たちも、戦いの前や遠い土地へ行くとき、鹿島神宮で神様に無事を祈ったとされているよ。
だから、今でも新しいことを始めるときや旅行に出るときなど、新しい門出を「鹿島立ち」と言って、無事と成功を願うことがあるんだよ。
旅立つ時に神様にお願いすることって、ちょっとドキドキするけど、安心もするよね。おばあちゃんやおじいちゃんたちの時代には、よく使われた言葉なんだって!
「鹿島立ち」の使い方
「鹿島立ち」の例文
- 今日は鹿島立ちの日だ。晴れてよかった。
- 成田空港から鹿島立ちをした。
- 彼は家族を置いて、単身鹿島立ちした。
- 鹿島立ちの前日、友人が見送る会を開いてくれた。
- 親の脛をかじっていたが、独り立ちするために海外に鹿島立ちすることにした。