「金は浮き物」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
金は浮き物
【読み方】
かねはうきもの
【意味】
金は一所にとどまらず人から人へと渡るものだという。
「金は浮き物」ということわざは、金は一箇所に固定されずに常に動き回る、つまり、人から人へと変わりやすいものだという意味を持っているんだよ。
あぁ、それって「金はすぐに手から消える」や「持ってるうちに使ってしまったり、誰かに渡ったりする」ってことやな。
金はしっかり管理しないと、気が付いたらなくなってるかもしれへんね。安定して持ってると思っても、気を抜くとすぐに動き出すもんなんやな。
【類義語】
・金銀は回り持ち
・金は天下の回り持ち
【対義語】
・金は片行き
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「金は浮き物」の解説
カンタン!解説
「金は浮き物」というのは、お金ってじっと一カ所にとどまらず、ちょうど風船みたいに空中で浮いて動き回るようなものだっていう意味だよ。
簡単に言うと、お金はずっと一人の人のところにいるわけじゃなくて、使ったり、貰ったりして、いろんな人のところに動き回るんだ。だから、大切に使わないと、すぐに他の人のところに行ってしまうかもしれないってことをこの言葉は教えてくれているんだよ。
「金は浮き物」の使い方
金は浮き物っていうのに、どこかでせき止められているようだよ。
庶民に回ってこないわね。
政治家がため込んでいるのかな。
誰かが悪い事をして隠しているから、庶民の私たちの所に回ってこないのよ。
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「金は浮き物」の例文
- 金は浮き物といい、税金は富の再分配に利用されるべきなのにうまく機能していないようだ。
- 金は失うこともあり得ることもある。金は浮き物でとどめたくてもとどめることはできないものだ。
- 結婚式が相次ぎご祝儀貧乏だが、金は浮き物というから戻ってくるかもしれない。
- 金は浮き物だから、今は無くてもいつかは手に入るかもしれないよ。
- 今の世の中は金は片行きで奪われるばかりだが、いつか金は浮き物の時代が来ると信じてあきらめず汗水流し働く。