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【干天の慈雨】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【ことわざ】
干天の慈雨

「日照りに雨」ともいう。
「干天」は、「旱天」とも書く。

【読み方】
がんてんのじう

【意味】
待ち望んでいたものが実現すること。困っている時に差し伸べられる救いの手。

「干天」は、日照り。

【語源・由来】
日照りの時に降る恵みの雨の意から。

【類義語】
大早たいかん雲霓うんげいを望むがごと
旱魃かんばつに水
・乾き田に水

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「干天の慈雨」の使い方

健太
今月は金欠だったから、おじいちゃんからの臨時のお小遣いは干天の慈雨だったよ。
ともこ
良かったわねー。
健太
もっと頻繁に顔を出そうっと。
ともこ
お金目的じゃなく、元気な顔を見せに行くつもりで行きなさいよ。

「干天の慈雨」の例文

  1. 困窮している時にともこちゃんが差し伸べてくれた手は干天の慈雨だった。
  2. 干天の慈雨だと思い飛びついたら詐欺だった。
  3. 壁にぶつかったときに、先生が声をかけてくれたおかげで立ち直ることができた。あれは干天の慈雨だった。
  4. 何気ない思いやりが誰かにとっては干天の慈雨になったりする。
  5. 彼女の励ましが干天の慈雨となって、僕は死を選ばず今生きている。

「干天の慈雨」の文学作品などの用例

「うふふん。お前の知らせを待つまでもなく燻製くんせいをもってきたことは、ちゃんと知っておるわい。それよりも、早く卓子テーブルのうえに皿やフォークを出して、すぐべられるようにしてくれ。ぐずぐずしていると、おれは気が変になりそうじゃからのう」 博士が燻製にあこがれること、実に、旱天が慈雨を待つのおもいであった。(海野十三の時限爆奇譚弾奇譚より)


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