「烏の頭の白くなる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
烏の頭の白くなる
【読み方】
からすのあたまのしろくなる
【意味】
ありえないこと。
あ、それは「カラスが白髪になるくらい珍しい」っていうことやな。つまり、めっちゃ珍しいことや、考えるだけで無理やろっていうことを言いたいときに使うんやな。
例えば、僕がダイエット成功するのも「烏の頭の白くなる」くらい難しいって言われてるわ(笑)。
【語源・由来】
烏の頭はいつまでたっても白くならないことから。
【類義語】
・駒に角の生ゆるまで
・百年河清を俟つ
・烏頭白くして馬角を生ず
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「烏の頭の白くなる」の解説
カンタン!解説
「烏の頭の白くなる」っていうことわざは、超珍しいことや、ほとんど起こらないようなことを指す言葉だよ。
話の背景には、昔の中国の話があってね。燕の太子、丹っていう人が、敵国の秦に捕まって人質になってたんだ。彼は自分の国に帰りたくて、秦の王に頼んだんだけど、その王はちょっと冗談めかして「カラスの頭が白くなったり、馬に角が生えたら、帰らせてあげるよ」と答えたんだ。要するに、それは「そんなこと起こるわけないじゃん」という意味。
だから、このことわざは、ほぼあり得ないこと、珍しいことを示しているんだよ。例えば、「彼が早起きするなんて、烏の頭の白くなるようなことだよ」とか言うと、彼が普段絶対に早起きしないってことを表現できるんだね。
「烏の頭の白くなる」の使い方
僕は東大を目指すことにしたよ。
烏の頭の白くなるってやつよ。
そんなにあり得ないかな。
自分の成績表をちゃんと見なさいよ。
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「烏の頭の白くなる」の例文
- 地震を予測するのは、烏の頭の白くなるようなものだと思われていた。
- アニメの主人公と結婚したいなんて烏の頭の白くなるというやつだ。
- 動物と言葉を交わすなんて烏の頭の白くなるような話だが、夢でも見ていたんじゃないか。
- 宝くじが当たるとラッキーだが、確率から言って烏の頭の白くなるのと同じだ。
- 烏の頭の白くなるようなことが重なり、事実は小説より奇だなと思う。
烏の頭が白くなることは実際にはほとんどないので、それを使ってあり得ないことや非常に稀なことを表しているんだ。