「片山曇れば片山日照る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
片山曇れば片山日照る
【読み方】
かたやまくもればかたやまひでる
【意味】
一方に良いことがあれば一方に悪いことがあるものだということ。
なるほどなぁ、それはつまり、「すべてがうまくいかへんこともあるけど、そんな時は他のところで良いことがあるかもしれへん」ってことやな。
今日学校でテストの点が悪かったとしても、家に帰ってゲームで勝ったりするかもしれへんね。つまり、何事も捨てたもんじゃないって感じやな。
【語源・由来】
山の片方が曇れば、その反対側は日照りであることから。
【類義語】
・入り船あれば出船あり
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「片山曇れば片山日照る」の解説
カンタン!解説
「片山曇れば片山日照る」っていう言葉は、一方で悪いことがあっても、もう一方では良いことがあるから、世の中は色々なことがあるんだよ、っていう意味なんだ。
この言葉を使うと、何か悲しいことや困ったことがあったときでも、どこかで良いことも起こっているんだよ、と励ますことができるんだ。
例えばね、テストで点数が悪かったとしても、その分、友達と楽しい時間を過ごせたり、何か新しい趣味を見つけられたりしたら、それもまた良いことなんだよね。
つまり、悪いことがあったとしても、それだけじゃなくて、良いこともあるから、落ち込まないで前向きに頑張ろうっていう気持ちを忘れないように、っていう教えがこの言葉には込められているんだよ。
「片山曇れば片山日照る」の使い方
花粉がひどいから雨が降って欲しいなあ。
予定があるから晴れてほしいなあ。
片山曇れば片山日照るだね。
全員良い状態になることはあり得ないわね。
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「片山曇れば片山日照る」の例文
- 世の中片山曇れば片山日照るだから戦争は無くならない。
- 価格が安いと消費者がうれしい、しかし生産者は困る。片山曇れば片山日照るでうまくいかない。
- 杉やヒノキを伐採すると多くの人の症状が緩和され幸せになるが、病院や製薬会社がもうからなくなり片山曇れば片山日照る。
- 片山曇れば片山日照り、双方良しとなるのはなかなか難しいことだ。
- あちら立てればこちらが立たぬで、片山曇れば片山日照る。二つよいことはない。
世の中にはいろいろなことがあり、すべてが悪いわけではないということを表しているんだ。