【ことわざ】
鰹節を猫に預ける
【読み方】
かつおぶしをねこにあずける
【意味】
猫のそばに大好物の鰹節をおけばいつ食べられるかわからない。そこから、すこしも油断できないたとえ。また、過ちが起こりやすいことのたとえ。
【語源・由来】
猫のそばに好物の鰹節をそばに置くと、すぐに食べられてしまうことから。
【類義語】
・狐に小豆飯
・金魚に孑孑
・盗人に鍵を預ける
・盗人に蔵の番
・猫に魚の番
・猫に鰹
・猫に鰹節の番
・猫に乾鰹
【英語】
He sets the wolf to guard the sheep.
temptation one can’t resist
trusting a cat with milk
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「鰹節を猫に預ける」の使い方
健太くん。私の机の上に置いてあったクッキーを食べたでしょう?
放課後、お腹がすいている時間に机の上にクッキーを置いておくなんて、鰹節を猫に預けるようなものだよ。
勝手にクッキーを食べた上に、言い訳するの?健太くんは猫のようにかわいくないから許さないわ。
ごめんなさーい。
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「鰹節を猫に預ける」の例文
- 鰹節を猫に預けるという言葉があるように、音楽を聴きながら夜道を歩くなんて、強盗に私は油断していますよって教えているようなもので危ない行為だよ。
- 鰹節を猫に預けるという言葉のように、大食いの友人にお弁当を持ってもらって、戻ってきたら空っぽになっていた。
- 鰹節を猫に預けるという言葉があるように、新聞をポストにためておくと、泥棒に留守だから侵入しても大丈夫と思わせることにつながるよ。
- 鰹節を猫に預けるという言葉があるように、子供が留守番している間に、ケーキを全部食べてしまっても、それは文句を言えないわね。
- 鰹節を猫に預けるという言葉のように、鞄を置いたまま、その場を離れるなんてありえないし、泥棒に家の鍵をあげるようなものだよ。