「喧嘩過ぎての空威張り」の意味(類義語)
【ことわざ】
喧嘩過ぎての空威張り
【読み方】
けんかすぎてのからいばり
【意味】
喧嘩の時はおびえ、喧嘩が終わると強がること。
「喧嘩過ぎての空威張り」という言葉は、実際の戦いの最中は臆病に振る舞ってしまい、しかし、その戦いが終わった途端に偽の勇敢さを見せるという状況を表しているんだよ。
なるほどな。それは要するに、本番のときにはビビってるけど、終わった後に「あれは簡単やった」とか言って、無駄に強がる人のことを指してるんやな。
現場での勇気がないのに、後で大口を叩くような状況のことやね。
【類義語】
・喧嘩過ぎての向こう鉢巻き
・盗人逃げての向こう鉢巻き
【スポンサーリンク】
「喧嘩過ぎての空威張り」の解説
カンタン!解説
「喧嘩過ぎての空威張り」っていう言葉はね、ケンカしている時はビビって、弱気になったり、逃げ腰だったのに、ケンカが終わったあとにいきなり「俺は怖くなかったぞ!」みたいに強がることを言うんだよ。
例えば、学校でケンカがあって、その場では逃げていた子が、家に帰ってから「あの時、本気出せば勝てたのにな~」とか言って、自分をかっこよく見せようとするのが、まさに「喧嘩過ぎての空威張り」ってやつだね。
要するに、本当の時には弱気だったのに、事が終わった後で無駄にカッコつけることをこの言葉で表しているんだ。
「喧嘩過ぎての空威張り」の使い方
「覚えておけ。この野郎」って言われたよ。
喧嘩過ぎての空威張りね。
喧嘩の最中は「ごめんなさい。すみません」って言っていたのにね。
また懲らしめないとだめかしらね。
【スポンサーリンク】
「喧嘩過ぎての空威張り」の例文
- 喧嘩過ぎての空威張りは格好悪い。弱い者のすることだ。
- さっきまでの態度とは打って変わって強気だな。喧嘩過ぎての空威張りとはこのことだ。
- 黙っておけばいいものを喧嘩過ぎての空威張りで、また相手を挑発してしまったようだ。
- 「本当はあんなやつこてんぱにしてやってもよかったんだけど、平和主義なんでね」と喧嘩過ぎての空威張りをしていた。しかし強がる彼の膝がガクブルなのを見逃さなかった。
- 「君を巻き込みたくないから、喧嘩を買わなかったんだ」と喧嘩過ぎての空威張りをする彼に百年の恋も冷める思いだった。