「昔取った杵柄」の意味(語源由来・英語訳)
【ことわざ】
昔取った杵柄
【読み方】
むかしとったきねづか
【意味】
若いときに、しっかりと鍛えて身につけた技量や腕前は、年をとった今でも自信がある。


これは、しっかりと学ぶことの大切さを教えてくれてるんやな。
【語源由来】
昔、杵柄を上手に使いこなしたうでは、今も確かであるということから。
【英語訳】
Utilizing one’s experience of former days.
「昔取った杵柄」の解説
「昔取った杵柄」っていうことわざはね、昔に学んだ技術や知識、経験が、時間がたっても役立つ、っていう意味なんだよ。
杵っていうのは、餅つきの時に使う道具のことで、杵でつく餅つきは、力だけじゃなくて、タイミングとか技術とかも必要なんだよね。その技術を昔に身につけてしまえば、たくさん年を取ったとしても、それは忘れることがないんだよ。
たとえば、自転車の乗り方を覚えたら、それは一生忘れないよね。それと同じで、餅つきの技術も一度覚えてしまえば、いつでも餅をつくことができるんだよ。それが「昔取った杵柄」の意味だよ。
これは、学んだことや経験したことは、一生の宝物になるっていうことを教えてくれるんだ。だから、新しいことを学ぶのはいつでも大切だね。
「昔取った杵柄」の使い方




「昔取った杵柄」の例文
- 久しぶりに挑戦したが、昔取った杵柄だな、まだまだ腕は衰えてないようだ。
- 古着の着物を使用した現代的な作品です。さすがに仕立てをしていただけあって昔取った杵柄、その技が生かされています。
- 学生時代に、柔道で全国優勝した技術は、還暦になった今でも身に付いている。昔取った杵柄で、そこらへんの若い者には負けないよ。
- 昔取った杵柄とはいいながら、さすがに始めは勘所(かんどころ)が掴(つかめ)めない。ゆっくりやるか。
- 昔取った杵柄というように、かつてしっかりと鍛えて身につけた技量や腕前は、なかなか衰えない。
- 久しぶりに親方が調理場に入った。さすが昔取った杵柄、見とれるような包丁裁きだ。
























離れていたとしても、一度身につけたものは、いざというときに役立つ、ということを表しているんだ。