【水と油】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】
水と油

【読み方】
みずとあぶら

【意味】
二つのものが調和しないこと。互いに気が合わず打ち解けないことのたとえ。

【語源・由来】
定説はありません。水と油が混じり合わないことから由来しているものと考えられます。「水に油」、「油に水」ともいいます。

雑学:水と油を混じり合わす方法があります。超音波(ちょうおんぱ)で微小粒子(びりゅうし)に分散する方式などです。ただし、一見溶け合ったように見えますが水中の油分は、長期間安定しませんので本質的には混じり合っていないことになります。その状態を安定させるためには、乳化剤(にゅうかざい)という界面活性剤(かいめんかっせいざい)が必要になります。

【類義語】
氷炭相容れず(ひょうたんあいいれず)
薫蕕器を同じゅうせず(くんゆううつわをおなじゅうせず)

「氷炭相容れず」は中国の韓非子(かんぴし)が、「薫蕕器を同じゅうせず」は孔子家語(こうしけご)が出典です。どちらも「君子(くんし)と小人とは同じ場所にいることができない」というたとえを含んでいます。

【英語訳】
They are like oil and water.

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「水と油」の使い方

健太
社会と算数と一緒に授業すれば学校は半日で終わるから、遊べる時間が増えるのに。
ともこ
あら、少しいいこと言うじゃない。親戚のお姉さんに聞いたけど、勉強って、大学生になるとそうらしいよ。
健太
えっ、そうなの、大学生って遊ぶ時間が増えるの?
ともこ
ぜんぜん違います。健太君と勉強って水と油と同じね。

「水と油」の例文

  1. 課長の考え方と部長の考え方は水と油だが、会社のためには、かえってそれが良いのかも知れない。
  2. 肉食系と草食系は水と油の関係だが、どちらかだけになると生きていけない。
  3. 根本的には同じ神を信仰しているのに、なぜ水と油のように全く違う宗教があるのだろう。
  4. とかく現場とデスクでは水と油、求められていることが全く違うのだから。

まとめ

「君子」とは身分の高い人というよりは、徳が高く公(おおやけ=他の人のため)を大切にする立派な人を意味しています。「小人」(しょうにん)は、徳がなく私利私欲(しりしよく)を第一優先にする人を指します。君子にはなれませんが、小人にはなりたくない。水と油といわず、君子に近づくように努力するのも悪くないと思います。

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