「子に引かるる親心」の意味(類義語)
【ことわざ】
子に引かるる親心
「子に引かさるる親心」ともいう。
【読み方】
こにひかるるおやごころ
【意味】
子供がかわいいあまり冷静さを失ったり、思い切った行動ができないこと。子供への愛情から親の心は鈍るという意。
「子に引かるる親心」ということわざは、親が自分の子供をとても愛しているあまりに、客観的な判断が難しくなったり、果断な行動がとれなくなることを示しているんだよ。
ああ、それはつまり、子供のことがあまりにもかわいくて、親がうろたえちゃったり、自分の気持ちに正直に行動できへんくなるってことやな。
親の心って、子供のことを思うあまり、ちょっとズレちゃうこともあるんやな。これは、親の愛情の深さを感じることわざやね。
【類義語】
・子に迷う親心
・子故の闇
【スポンサーリンク】
「子に引かるる親心」の解説
カンタン!解説
「子に引かるる親心」っていう言葉はね、親が自分の子供をとってもかわいく思うあまり、ちゃんとした判断ができなくなったり、必要なことも勇気を出してできなくなっちゃうことを言うんだよ。
例えばね、子供がちょっと悪さをした時に、他の子なら叱るけど、自分の子供だと叱れない、とか、子供に必要な厳しさを出せないときとかに使うんだよ。
このことわざの意味は、「親は自分の子供のことをとっても愛しているから、時々正しい判断ができなくなることがある」ってことなんだ。親心って、深くて強いから、時々そういうことがあるんだよね。
「子に引かるる親心」の使い方
モンスターペアレントが職員室に乗り込んだらしいよ。
子に引かるる親心だね。
完全に冷静さを失っているね。
子供のためを思う行動が、結局子供に迷惑をかけるってわからないのかしら。
【スポンサーリンク】
「子に引かるる親心」の例文
- 子供の付き合いを考えたらママ友の誘いを思い切って断ることができなくて、子に引かるる親心だなと嘆息する。
- 「息子に限ってそんなことをしない」という親は、子に引かるる親心で冷静さを欠いている。
- 子供が関わると、子に引かるる親心のように正しい判断ができなくなる親は多い。
- 子供が被害者になると、子に引かるる親心で親が仕返しのために殺人犯になることもある。
- 子供が居ないころなら思い切って大学に入学し学び直したかもしれないが、子に引かるる親心というように思い切れない自分がいる。