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【黄泉の路上老少無し】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

黄泉の路上老少無し

「黄泉の路上老少無し」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
黄泉の路上老少無し

【読み方】
こうせんのろじょうろうしょうなし

【意味】
年齢に関わらず死が訪れるということ。

「黄泉」は、地下の泉の意。転じて死者の行くところ。あの世。
ことわざ博士
「黄泉の路上老少無し」という言葉は、死は老いも若きも区別せず、どんな年齢の人にも訪れるという意味を持っているんだよ。
助手ねこ
ええなぁ、それは要するに、死は年齢を選ばんってことやな。若い人も老人も、いつその時が来るかわからんってことやね。

人生、大切に生きなあかんってことを思い出させてくれる言葉やな。

【語源・由来】
冥土めいどへの道を行くものに老若の区別はないという意から。

【類義語】
・黄泉の路上老いはすくな

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「黄泉の路上老少無し」の解説

カンタン!解説
解説

「黄泉の路上老少無し」っていう言葉は、死は誰にでも突然やってくるし、若い人でもおじいちゃんやおばあちゃんでも関係なく死ぬことがある、っていう意味なんだよ。

この言葉の中の「黄泉」というのは、死んだ後に人々が行くと言われている場所、つまりあの世のことを指しているんだ。そして「路上」とはその道のこと。で、「老少無し」は、老人も若者も区別なし、っていうこと。

だから、この言葉を使う時は、「死はいつどこで誰にやってくるか分からない」ということを伝えたいときに使うんだよ。誰でもいつ死ぬかはわからないから、大切な時間を大切に過ごしてね、という気持ちも込められているんだよ。

「黄泉の路上老少無し」の使い方

健太
僕のかわいい弟が亡くなったんだ。
ともこ
それは悲しいわね。お悔やみ申し上げます。
健太
黄泉の路上老少無しというけど、天国に行くには早すぎる。
ともこ
まだこれからたくさんの喜びや希望が待っていたでしょうに。
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「黄泉の路上老少無し」の例文

例文
  1. このおいぼれが生き残って、前途ある若者が死ぬとは黄泉の路上老少無しだな。
  2. 黄泉の路上老少無しだから、若くても健康に気をつかった方が良い。
  3. 乳幼児の死亡数は減っているが、黄泉の路上老少無しだから死なないわけではない。
  4. 黄泉の路上老少無しなので、若いから人生まだまだ長いと思って油断していてはいけない。いつ人生が途切れるかわからない。
  5. 老若男女、貴賤を問わず黄泉の路上老少無しだ。死とは隣り合わせの人生である。

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