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【車は三寸の楔を以て千里を駆くる】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

車は三寸の楔を以て千里を駆くる

「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」の意味(語源由来・出典)

意味【ことわざ】
車は三寸の楔を以て千里を駆くる

【読み方】
くるまはさんずんのくさびをもってせんりをかくる

【意味】
小さなものでも重要な役割を果たすことができるということ。

「楔」は、物と物のつなぎめが離れないようにするもの。車輪が車軸から外れないようにとめてあるもの。
ことわざ博士
「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」という言葉は、外見や形は小さいけれど、その存在や役割が大きく影響することを示しているんだよ。
助手ねこ
ああ、それは「小さいけどめっちゃ大切なもの」ってことやな。例えば、時計の中の小さい歯車みたいに、小さいけどその役割が大きいってわけやね。

見た目だけで判断せんと、中身の大切さをちゃんと理解することが大事やな。見かけより中身やね、これは。

【語源・由来】
小さな楔がないと車は遠くまで走ることができない意から。

【出典】
淮南子えなんじ

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「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」の解説

カンタン!解説
解説

「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」っていうことわざは、すごく小さいものでも、それがとても大事な役割を持ってるっていう意味なんだよ。

例えば、巨大な車でも、ちっちゃな「楔」という部品がないと、ちゃんと動かなくなっちゃうんだ。この「楔」っていうのは、車の車輪と車軸をしっかりくっつけて離れないようにする部品なんだよ。それがないと、車はちゃんと進めないんだ。

だから、このことわざは、ちっちゃなものや見た目で判断しないで、その役割や重要さをちゃんと理解しようって教えてくれてるんだよ。何かを小さく見る前に、その大事な役割を思い出してね。

「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」の使い方

健太
僕のように何もできない人間が社会に出て、何かできるのかな。
ともこ
車は三寸の楔を以て千里を駆くるから、健太くんだって社会に必要な人間なのよ。
健太
僕がいないと困る?
ともこ
大変困ります。だからがんばって働いて。
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「車は三寸の楔を以て千里を駆くる」の例文

例文
  1. 平社員を馬鹿にしてはいけない。車は三寸の楔を以て千里を駆くるという。
  2. 歯車が一つないだけでも機械は動かないし、車は三寸の楔を以て千里を駆くるように、どんな社員でもその会社にとっては重要な存在だ。
  3. 車は三寸の楔を以て千里を駆くるから、力不足だと自分を卑下しないでほしい。
  4. 天才じゃなくても車は三寸の楔を以て千里を駆くるのだから、あなたの力は必要不可欠なのです。
  5. 車は三寸の楔を以て千里を駆くるというように、人間は重要な役割を持って生まれそれを果たす。

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