「靴を度りて足を削る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
靴を度りて足を削る
【読み方】
くつをはかりてあしをけずる
【意味】
物事の順が逆さまであること。
「靴を度りて足を削る」という言葉は、本来大事なものを犠牲にして、二の次のことを優先してしまうことを意味しているんだ。
ああ、それって、大切なこととそうでないことの順番を取り違えて、間違った方法で問題を解決しようとすることやな。
靴が合わんからって、足を削るなんて、考えるだけで痛そうやね。でも、それって、大事なものを犠牲にしてちょっとしたことに囚われてしまうことを教えてくれるんやな。大事なことをしっかりと考えなあかんね!
【語源・由来】
足の大きさに靴を合わせるのではなく、靴の大きさに合わせて足を削る意から。
【スポンサーリンク】
「靴を度りて足を削る」の解説
カンタン!解説
「靴を度りて足を削る」っていうことわざはね、本来の大切なものや順番を忘れて、逆のことをしてしまうことを言ってるんだよ。
考えてみて、普通は靴を買う時、自分の足の大きさに合った靴を選ぶよね。でも、このことわざの中では、靴の大きさに合わせて自分の足を小さくするようなことをしてるんだ。変でしょ?だから、これは、事の本当の大切な順番や意味を忘れて、逆のことをしてしまうことを表しているんだ。
例えば、友達との関係で、ちょっとした遊びや楽しみのために大切な約束を破ってしまうようなこと。大切なものや順番を逆にしてしまうことが、「靴を度りて足を削る」っていうことわざの意味なんだよ。
「靴を度りて足を削る」の使い方
勉強ってつまんないな。
受験に合格するために勉強しているもんね。
本来は勉強するために合格するんだよね。
受験は靴を度りて足を削るような制度ね。
【スポンサーリンク】
「靴を度りて足を削る」の例文
- 節約のために家庭菜園をしようと考えたのに、高い土地を購入しては靴を度りて足を削るようなものだ。
- ノートのきれいさが内申点になるからと、ノートのきれいさばかり重視していたら成績が上がらず靴を度りて足を削ることになる。
- 目先のことにとらわれて、靴を度りて足を削るみたいに大局を見誤っては元も子もない。
- ポイ活のために買い物をするのは、靴を度りて足を削るようなものでポイントに生活を支配されている。
- 社会保障を手厚くするために税金を上げるそうだが、靴を度りて足を削るのと同じだ。国民を苦しめることになる。