「鍬を担げた乞食は来ない」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【ことわざ】
鍬を担げた乞食は来ない
【読み方】
くわをかたげたこじきはこない
【意味】
労働に従事していれば貧しくなることはないということ。
「担げる」は、かつぐ。
ああ、それはつまり、「ちゃんと働いてる人は、困ることはあんまりない」ってことやな。鍬を持ってるってことは、働く意志があるってことやし、そういう人はどんな困難な状況でも何とかしようとする精神があるんやな。
ちゃんと努力してる人は、最終的には報われるってことを教えてくれてるわけや。
【語源・由来】
鍬で畑を耕す人が乞食になることはないことから。
【類義語】
・稼ぐに追い付く貧乏なし
【対義語】
・稼ぐに追い付く貧乏神
【スポンサーリンク】
「鍬を担げた乞食は来ない」の解説
カンタン!解説
「鍬を担げた乞食は来ない」っていうことわざは、ちゃんと働く人は、どんなに大変な時でもお金に困って、他人におねだりすることはない、っていう意味なんだよ。
鍬っていうのは、土を掘るための道具で、それを持っている人はちゃんと仕事をしている証拠だよね。だから、鍬を持っているのに乞食になるっていうのは考えられないよね。
このことわざは、一生懸命働くことの大切さを教えてくれるんだ。しっかりと自分の力で生きていくことが、最終的には自分を助けるんだよ。だから、頑張って働けば、どんな困難な状況でも、自分の力で乗り越えられるっていうことを伝えているんだね。
「鍬を担げた乞食は来ない」の使い方
貧富の差が拡大しているわね。
鍬を担げた乞食は来ないっていうのにね。
仕事を選ばなければあるんでしょうけど、選びたくなるわよね。
それだとその日暮らしになってしまうよね。
【スポンサーリンク】
「鍬を担げた乞食は来ない」の例文
- 働けば鍬を担げた乞食は来ないというが、家族の介護や心の病で働けない者だっている。
- 鍬を担げた乞食は来ないから、貧しいと嘆く前に働けばいい。
- 政府は鍬を担げた乞食は来ないといっているようだが、庶民からすれば、税金をむしり取られて働けど働けど我が暮らし楽にならざりという感じなんだ。
- アリとキリギリスのキリギリスのように怠けているから乞食になるんだ。鍬を担げた乞食は来ないという。働けばすべて解決する。
- 鍬を担げた乞食は来ないのだから、働く気のない者に支払う生活保護はない。
つまり、しっかりと労働する人は貧しい状態にはなりにくい、ということを表しているんだ。