【ことわざ】
目高も魚の内
【読み方】
めだかもととのうち
【意味】
どんなに取るに足らないものでも、仲間にはちがいないということ。
【語源・由来】
めだかのように小さな魚でも、魚にはちがいないということから。
【類義語】
・雑魚の魚交じり(ざこのさかなまじり)
・蝙蝠も鳥の内(こうもりもとりのうち)
・二十日鼠も獣の内(はつかねずみもけもののうち)
【英語訳】
All fellows, Jock (or Jockey) and the laird.
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「目高も魚の内」の使い方
ぼくたちのサッカーチームに、幼稚園児も参加することになったんだよ。
小さいうちからサッカーをするなんて、すごいわね。
小さなボールを蹴って遊ばせていたらいいんじゃないかと思うんだ。
だめよ。目高も魚の内というでしょ。小さい子でも、サッカーボールを使ってきちんと指導しなきゃいけないわ。
「目高も魚の内」の例文
- ぼくには歳の離れた幼い弟がいるが、祖母は目高も魚の内だといって、ぼくと同じ金額のお小遣いをあげている。
- 隣のお宅はたくさんの土地を持っている大地主だ。少しの土地しかないけれど、目高も魚の内というようにうちも地主だ。
- 小学一年生と六年生では、体の大きさはもちろん、できることにも大きな差がある。しかし、目高も魚の内というように、どちらも小学生だ。
- 花壇に花を植えたけれど、私の花壇には小さな花しか咲かなかった。それを見て姉は、目高も魚の内というように、どんなに小さくたって花なのよと話してくれた。
まとめ
目高も魚の内というように、どんなに小さくても、取るに足りないと思うようなものでも、仲間には違いないのではないでしょうか。
せっかく縁があり結びついて集まった仲間は、力が強いことや弱いことは関係なく、いつまでも大切にしたいものですね。