「流れ川を棒で打つ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
流れ川を棒で打つ
【読み方】
ながれがわをぼうでうつ
【意味】
意味が無かったり、やりがいがないこと。
「流れ川を棒で打つ」ということわざは、どれだけ努力しても結果が出ない、または意味がない行動を指す言葉なんだ。
なるほどな。つまり、手間暇かけても、結果に変わりがないような無意味なことをやってるってことやな。
川に棒を打っても、川の流れは変わらへんもんな。要するに、努力の方向ややり方をちゃんと考えな、ただやみくもにやっても意味ないってことを教えてくれるんやな。
【語源由来】
流れている川の水面を棒で打っても、跡形も残らず川は流れ続けるということから。
【類義語】
・行く水に数書く
・水に絵を描く
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「流れ川を棒で打つ」の解説
カンタン!解説
「流れ川を棒で打つ」っていうことわざは、どんなに頑張っても結果が変わらない、無意味な行動をしているっていう意味だよ。
想像してみてね。川の流れを棒で叩いてみても、川はそのまま流れ続けるよね。叩いたところで、川の流れが変わるわけじゃないんだ。だから、それと同じで、意味のないことをしても、何も変わらないんだよ。
たとえば、何度も何度も同じミスを繰り返すことや、変わることのない事柄に対して努力を続けることなんかは、「流れ川を棒で打つ」に似ているんだ。結果が変わらないのに、やり続けることは無駄だよ、ってこのことわざは教えてくれているんだよね。
「流れ川を棒で打つ」の使い方
健太くん。練習をさぼっちゃだめ。
流れ川を棒で打つようなものだよ。どうせ天才にはかなわない。
健太くんが頑張れば、天才により近づくことができるわ。でも、健太くんがさぼっている間も天才は努力し続けるから差は開くばかりよ。
がんばり続けたら、いつの間に天才を追い越している瞬間が来るかもしれないね。
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「流れ川を棒で打つ」の例文
- 勉強方法を間違えると、流れ川を棒で打つように成績が上がらない。
- 時代の流れに合わない経営をしているから、何をやっても流れ川を棒で打つみたいに成果にならない。
- 何度ともこちゃんに告白しても、流れ川を棒で打つようなものだ。彼女には心に決めた人がいる。
- どうあがこうとも結果は変わらない。流れ川を棒で打つみたいなことはやめて、静かに運命の時を待つ。
- 水をたくさんあげても、流れ川を棒で打つようにはやく芽が出るわけじゃないし、種が腐る可能性も否めない。