「七つ七里に憎まれる」の意味(類義語)
【ことわざ】
七つ七里に憎まれる
【読み方】
ななつななさとににくまれる
【意味】
数え年七歳くらいの男の子はいたずら盛りで、周囲に迷惑をかけ憎まれることが多いということ。
「七里」は、多くの村里。
あー、そういうことか。要するに、あの子はどこでも有名な悪ガキやなってことやね。
子供が元気でいたずらするのはいいことやけど、あんまり過ぎると周りの人に迷惑かけることもあるわな。このことわざ、親にとっては「うちの子、ちょっと気をつけなあかんな」って思い出させてくれる言葉にもなるやろな。
【類義語】
・七つ八つは憎まれ盛り
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「七つ七里に憎まれる」の解説
カンタン!解説
「七つ七里に憎まれる」っていう言葉は、小さい頃の男の子が、特に7歳くらいの時に、本当にいたずら好きで、近所の人たちや、ちょっと離れたところに住む人たちからも、手を焼かれるほど困らせるってことを言っているんだよ。
言葉の中の「七つ」は、7歳のことを指していて、「七里」は実は「七つ」の響きに合わせたもので、遠くの村や町までその子のいたずらが有名、っていう意味だよ。
例えば、友達の家の鈴を鳴らして逃げる、畑の野菜を引っこ抜く、みたいないたずらをして、近所の人たちを困らせる子供のことを指すんだ。そんな子は、自分の住む場所だけでなく、ちょっと遠くの場所に住む人たちからも「あの子は本当に困った子だね」と言われることが多いんだよ。
「七つ七里に憎まれる」の使い方
母さんは、僕がわんぱくすぎて将来が心配だったんだって。
七つ七里に憎まれるっていうからしょうがないわよね。
兄さんが大人しい優等生で育てやすかったから、次男の僕には手を焼いて大変だったって。
七つ七里に憎まれない人もいるのね。
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「七つ七里に憎まれる」の例文
- 息子がいたずらばかりで、毎日近所の人に謝ってばかり。七つ七里に憎まれるというけど、育児に疲れ果てた。
- 七つ七里に憎まれるというけど、彼のいたずらは目に余る。しょうがないと許されるものではない。
- わんぱく坊主すぎて七つ七里に憎まれるのごとく、周囲の人間に恨まれている。
- 七つ七里に憎まれるのも、息子が元気な証拠とあきらめる。
- 体力お化けの息子は疲れ知らずで夜中まで寝ない。七つ七里に憎まれるっていうけど、今日もお隣から夜中までうるさいと苦情がきた。一体いつまで続くのかしら。
子供がその年代になると、活発になり、いたずらも増えることからこのような表現が生まれたんだ。