「直きに曲がれる枝」の意味(語源由来)
【ことわざ】
直きに曲がれる枝
「直き木に曲がる枝」ともいう。
【読み方】なおきにまがれるえだ
【意味】
どんなに正しい人でも欠点や弱点があるということ。清廉潔白な親から素行が悪い子が生まれることもあるということ。
「直きに曲がれる枝」という言葉は、まっすぐに成長する枝にも曲がりが生じることから、たとえて、どれだけ高潔や正直な人でも、完璧でなく、欠点や弱点を持っていることを示すたとえだよ。
だから誰もが完璧じゃないってことやね。
人の欠点を見つけて非難する前に、自分の欠点も思い出して理解し合うことが大切やと思うんや!
まっすぐな木にも曲った枝はついている意から。
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「直きに曲がれる枝」の解説
カンタン!解説
「直きに曲がれる枝」っていうことわざはね、どんなにすごい、または正しいと思われる人でも、ちょっとした欠点や、完璧じゃない部分があるっていう意味だよ。
例えばね、高い山の上に大きくてまっすぐに伸びてる木があると想像してみて。でも、よく見るとその木にはちょっと曲がった枝もついているんだ。これは、どんなに立派な木でも、完璧じゃない部分があるってことを示しているよ。
このことわざは、人も同じで、どれだけすごいと思われている人でも、ちょっとした欠点や弱点があるってことを教えてくれるんだ。だから、誰もが完璧じゃないし、自分の欠点を受け入れることも大切だってことを思い出させてくれるんだよ。
「直きに曲がれる枝」の使い方
直きに曲がれる枝っていうけど、孔子にも欠点はあったのかな。
足が臭かったかも。
足が臭いのは我慢できそうだよ。
足が臭い人と議論してみなさいよ。臭いが気になって集中できず論破されるわよ。
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「直きに曲がれる枝」の例文
- ギフテッドと呼ばれるような天才は、人付き合いが苦手だったりする。直きに曲がれる枝というように、欠点の無い人はいない。
- 両親は立派な人なのに、あの子は何で素行不良なんでしょうね。直きに曲がれる枝って本当にあるのね。
- 優秀な人から優秀な子が生まれるとも限らない。直きに曲がれる枝というから、育ってみるまでわからないものだ。
- ミスターパーフェクトと呼ばれる彼にも、直きに曲がれる枝のように近しい人しか知らない欠点がある。
- 直きに曲がれる枝というから誰にだって欠点はある。かといって、みんな欠点があるし僕の欠点もしょうがないと開き直るのは良くない。