「猫の前の鼠」の意味(類義語)
【ことわざ】
猫の前の鼠
「猫に会った鼠」ともいう。
【読み方】
ねこのまえのねずみ
【意味】
恐ろしさから身がすくみ動けなくなる様。
そういうことかいな。つまり、恐怖や圧迫感で身がすくんで、何もできなくなる状態を、猫の前にいる鼠に例えてるんやな。
これは、恐ろしさや圧倒される感じが強いときに、人が行動できなくなることを表す言葉やね。怖さや不安で固まってしまう状態をうまく表してるわ。
【類義語】
・蛇に睨まれた蛙
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「猫の前の鼠」の解説
カンタン!解説
この言葉、「猫の前の鼠」というのはね、猫の前にいる鼠(ねずみ)が、恐ろしさのあまり身がすくんで動けなくなる様子を表しているんだよ。
猫は鼠を捕まえることが得意だから、鼠は猫をとても怖がるんだね。だから、猫の前にいると、鼠は怖くて動けなくなっちゃう。それが、「猫の前の鼠」って言葉なんだ。
たとえば、学校で先生に怒られた時に、怖くて何も言えなくなる子がいるでしょ。その子が「猫の前の鼠」みたいな状態なんだ。すごく怖いと感じると、人も動けなくなることがあるんだよ。
このことわざは、怖いことや恐怖に直面した時に、人がどのように反応するかを教えてくれるんだよ。でも、怖いことにも勇気を持って立ち向かうことが大切だっていうことも教えてくれるんだね。
「猫の前の鼠」の使い方
健太くん。急に立ち止まってどうしたの?
会いたくない人がいるんだ。
猫の前の鼠のようね。大丈夫?
大丈夫じゃないから、迂回していこうよ。
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「猫の前の鼠」の例文
- 虫を前にすると、ともこちゃんは猫の前の鼠のようになる。
- 普段は強気だが、奥さんがそばにいると猫の前の鼠みたいに縮こまる。
- お化けを見たら、誰だって猫の前の鼠のようになるだろう?
- 恐怖で身がすくんでいる健太くんは、蛇に睨まれた蛙のような猫の前の鼠のような感じだった。
- 監督に怒鳴り倒された経験のせいで、同じ背格好の人を見ると猫の前の鼠のように動けなくなる。
まるで鼠が猫の前で怖くて動けなくなるように、この言葉は、恐れや圧迫感によって行動が制限される状況を指しているんだね。