目次
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」の意味(出典)
【ことわざ】
肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず
【読み方】
にくはくさればむしをしょうじ、うおはかるればとをしょうず
【意味】
肉や魚が腐ると虫が生じるように、怠惰な生活は災いを生じる。根本が壊れると、災難が降りかかる。悪いことがあると、それに伴いさらに悪いことが生じる。
「蠹」は、木食い虫。
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」というのは、文字通りには、肉が腐ると虫がわき、魚が乾くと虫が発生するということだけど、もっと深い意味では、怠けたり手を抜いたりすると悪い結果が生じるという教訓を含んでいるんだ。
なるほどなぁ、要は物事の基礎がしっかりしてないと、そこからどんどんトラブルが発生してくるってことやね。ちょうど肉や魚が腐ったら虫がわくのと同じで、サボったりルーズな生活してたら、いろんな災難がやってくるわけや。
最初のちょっとした悪いことが、結果としてもっと大きな問題を引き起こすってことやな。日々の生活でちゃんと気をつけなあかんってこっちゃ。
【出典】
「荀子」
【スポンサーリンク】
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」の解説
カンタン!解説
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」というのはね、ちょっと難しいけど、大事なことを教えてくれる言葉だよ。肉や魚が腐ると虫がわいてくるように、人が怠けたり、だらだらと生活してると、ろくなことが起きないって意味なんだ。
たとえばさ、お菓子を食べたあとでパッケージをそのまま床に放っておいたら、アリがたくさん来ちゃうよね。それと同じで、宿題や勉強をサボったり、部屋の掃除をしなかったりすると、大変なことが起きる可能性があるんだ。
悪いことがあると、もっと悪いことが起こりやすくなるってことを、この言葉は教えてくれているんだよ。だから、いつもちゃんとした生活をして、サボらないようにしようね。それが災いを防ぐことにつながるんだよ。
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」の使い方
夏休みだからって寝てばかりだと、肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずように大変なことが起こるわよ。
地球が滅亡しちゃう?それは大変。
ごろごろした分太って動きが鈍くなり、憧れの恵子ちゃんに蔑まれ、自信を喪失して、何をやってもうまくいかなくなるのよ。
うわあ。それは悲劇だな。
【スポンサーリンク】
「肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ず」の例文
- 明日でいいかと放っておいたごみに蟻がたかっていた。肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずだな。
- 学生の本分は学業だが、肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずように学業を怠ると人生そのものが崩壊する。
- 悪いことがあると、肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずように、次から次へと悪いことが続く。だから悪いことが起きないよう気をつける。
- 「足でドアを閉めると足が腐るよ」と祖母に言われて育ったが、肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずから、あながち間違っていない。
- 横着すると、肉は腐れば虫を生じ、魚は枯るれば蠹を生ずように災難を引き起こす結果になる。