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【盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし】の意味と使い方や例文(語源由来)

盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし

「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし

【読み方】
ぬすびとのとりのこしはあれどひのとりのこしはなし

【意味】
盗みに入られるより火事の方が被害が大きい。

ことわざ博士
「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」という言葉は、盗賊による盗難では何かが取り残される可能性があるが、火事では全てが焼失して何も残らないという意味を持っているんだよ。
助手ねこ
ほんなら、これは「盗難に遭っても何かが残るけど、火事は全部焼き尽くす」ということやな。盗賊が何かを盗んでも、全てを持っていくわけではないけど、火事では全てが焼失して何も残らないってことやね。

この言葉は、火事の全壊的な破壊力を強調していて、火災の恐ろしさを示してるんや。

【語源由来】
盗難はどんなにひどくても全ての物を持っていかれることはないが、火事となると家財一切を焼失し何も残らない。

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「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」の解説

カンタン!解説
解説

「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」という言葉は、盗難に遭っても何かが残る可能性があるが、火事では全てを失うという火事の恐ろしさを表す言葉なんだよ。

この表現は、盗人が盗みを働いたとしても、全てを持っていくわけではなく、何かしら取り残すものがあることが多いことを指しているんだ。しかし、火事の場合は異なり、家や財産をすべて焼失させる可能性があり、何も残らないという意味が込められているんだね。

たとえば、泥棒に入られても、盗まれなかった物が残ることがあるが、火事では家そのものが焼け落ち、全てを失うことがある。このことわざは、火事の危険性や全てを失うリスクを強調しているんだ。

「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」という言葉は、火災の防止の重要性や、火事による被害の大きさを教えてくれるんだね。火災に対しては特に注意を払い、予防策を講じることの重要性を示唆する言葉なんだ。

「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」の使い方

ともこ
火の元の確認はした?
健太
多分大丈夫でしょう。
ともこ
盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしっていうわよ。ちゃんと確認して。
健太
わかったよ。地震雷火事親父っていうけど、僕はともこちゃん地震雷火事親父だな。
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「盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし」の例文

例文
  1. 防火のために歴史ある建物が壊されていることを嘆く人がいるが、盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしといい、火災はすべてを奪う恐ろしいものだということを知るべきだ。
  2. 火の用心をしないと、盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしで思い出まで失ってしまう。
  3. 泥棒より煙草の不始末の方が怖い。盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしというからね。
  4. ガスコンロに火をつけたら、そこから離れてはいけない。盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしといって、後悔する事態になってからでは遅い。
  5. 盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなしというから、泥棒より放火犯の方が罪が重い。




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