【ことわざ】
六十の手習い
【読み方】
ろくじゅうのてならい
【意味】
60歳になって初めて習字を習うこと。晩学のたとえ。
学問や習い事を始めるのに、たとえ晩年になってから始めても、遅すぎるということはないという意味が込められている。
【類義語】
・老いの学問
・白首窮経
【対義語】
・年寄りの冷水
【英語訳】
・Never too late to learn.
・Live and learn.
・One is never too old to learn.
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「六十の手習い」の使い方
ともこちゃん、今日もおばあちゃんにお料理を教えてもらってるの?
いいえ。
今日はいつもお料理を教わっているお礼に、わたしがおばあちゃんにクッキーの作り方を教えてあげているところなのよ。
今日はいつもお料理を教わっているお礼に、わたしがおばあちゃんにクッキーの作り方を教えてあげているところなのよ。
おばあちゃん、あんなにお料理が上手なのにクッキーの作り方知らないの?
お菓子は今まで1度も作ったことがないんですって。
六十の手習いね!って言いながら、おばあちゃんとっても張り切っているのよ。
六十の手習いね!って言いながら、おばあちゃんとっても張り切っているのよ。
「六十の手習い」の例文
- 六十の手習いで、わたしの父は今、わたしの会社を手伝ってくれているのです。
職人気質でこれまで他の仕事などしたことも無いのに、わが親ながら本当に尊敬しています。 - 母は六十の手習いだなどといっておりましたが、急にスポーツなんて始めて本当に大丈夫なのか不安でなりません。
- 六十の手習いだと、思い切って始めてみましたが、わたし自身こんなにゴルフに夢中になってしまうとは、夢にも思っていませんでした。
まとめ
他にも「六十・・・」から続く言葉として、六十の三つ子(年をとると、子供のように無邪気な性格に戻る。)や、六十耳順(年を重ねて、他人の言葉の意味をすぐに理解し素直に受け入れることができるようになる。)などの慣用句や四字熟語もあります。