「三人寄れば公界」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
三人寄れば公界
「三人あれば公界」ともいう。
【読み方】
さんにんよればくがい
【意味】
三人集まった場での言動は秘密ではなくなるということ。
「公界」は、公の場所。
「三人寄れば公界」ということわざは、三人の人が集まる場所はもう公の場所として考えるべきで、そこでの会話や行動は秘密には保てない、という意味を持っているんだよ。
あー、わかるわかる。つまり、3人もの人が集まったら、その場所はもうプライベートな空間とは言えないってことやな。
秘密の話とかしたら、知らん間に他の人に知れ渡っちゃうかもしれへんってことやね。人が多い場所での話し方や態度は、気をつけなあかんな!
【語源・由来】
三人集まるとそこは公の場であるということ。
【類義語】
・三人寄れば人中
・三人知れば世界中
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「三人寄れば公界」の解説
カンタン!解説
「三人寄れば公界」という言葉は、3人もの人が集まれば、そこはもうみんなの前での場所、つまり公の場所として考えるべきだよ、っていう意味なんだ。
これは、3人で何か話していても、その話はもう他の人に知られてしまうかもしれないってことを教えてくれるんだ。だから、秘密のことや、他の人に知られたくないことを3人以上の場所で話すのは、ちょっと気を付けたほうがいいんだよ。
この言葉は、自分の言動を気を付けるとともに、どこで何を話すかをよく考えることが大切だってことを教えてくれるんだね。
「三人寄れば公界」の使い方
友だちとの雑談で話したことが知れ渡っているんだ。
三人寄れば公界だからね。ばれてはまずいことだったの?
割とね。
ばれてほしくないことは口にしない方が良いわよ。
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「三人寄れば公界」の例文
- 三人寄れば公界というし、健太くんは特におしゃべりさんだから発言には注意した方が良い。
- 「秘密にしてね」と言っても、三人寄れば公界だから秘密は保持されない。
- 三人寄れば公界だから、自分の胸に秘めておいた方が良い。
- 秘密がばれたのは、三人寄れば公界ということを知らずうっかり発言した君自身のせいだ。
- 三人寄れば公界なので、秘密にしておきたかったら言いたいのを我慢することだ。